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TANAKA Masafumi
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■ ティーカップのハンドルを作る その21
今日で6月最後ですね。
2013年も、もう折り返し…ファイトファイト!!(^^)

それではつづきですm(_ _)m


109DSC_0129.jpg

割面をキレイに整えたハンドルの型の1面目。





111DSC_0133.jpg

一旦はずしていたハンドルの原形を一面目に戻します。





110DSC_0132.jpg

別角度です。

ここで、2面目を流すために、またカリ石鹸を塗るんですが、
このままだと、カリ石鹸が付いて欲しくない部分
(石膏の吸水性を残したい部分)にまでカリ石鹸が付いてしまうので、
薄く溶いた土の泥を使って、カリ石鹸止めをします。

陶芸で使う石膏型という技法は、石膏の持つ特性のひとつである
吸水性を利用して、土の水分量をコントロールすることで成立する
技法なので、石膏の吸水性が必要な部分にカリ石鹸が付かないように
する。

ということなんですが…  

かなり専門的なので、サラッと通過して下さい(^^)

で、具体的にどうするかというと…


113DSC_0141.jpg

薄く溶いた土の泥を準備して…





114DSC_0143.jpg

それを、ハンドルの原形をはめ込んだ1面目の隙間に
流し込んでいきます。

陶磁器用の石膏は硬化するまでに若干膨張するため
(僕の使っている石膏は、硬化時に約0.18%膨張します)
原形と流し込んだ1面目の間に少し隙間ができています。

その隙間にカリ石鹸が流れていかないように、
先に土の泥で埋めておくというわけです。





115DSC_0145.jpg

流し込んだ土が少し固まったら…





116DSC_0148.jpg

はみ出した余分な土をスポンジでキレイにしておきます。





117DSC_0149.jpg

というわけで、これでカリ石鹸止めの工程の終了です。


文章で説明すると、かなり難しいことになってしまいますが…
(僕の説明がヘタクソだからです(><))

作業的にはそんなに大変なことではなく、
これも10分ぐらいの工程です(^^)

次回は、これにカリ石鹸を塗り、2面目を流していく
工程へと進んでいきます。

ではではまた明日(^^)






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