つくるシリーズ
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■ シルクスクリーンデビュー |
お久しぶりです(^^)
毎日バタバタとしておりますが、 なんとか元気にやっておりますm(_ _)m

あれやこれやとやっている間に、 シルクスクリーンデビューしました(^^)
ただ今、鋭意桐箱制作中で、 そのためのいろいろの一部で…
独学の超簡易式ですが…
なんとか目的は達成できそうですm(_ _)m
そして、その箱の中身は…
11月5日から渋谷西武で開催中の
「現代茶ノ湯スタイル展 縁-enishi-2014」
に出品させていただいております。
今回は、今までのものと全く違ったテイストの
作品を出品しておりますので、お時間ございましたら
ぜひ会場にて実物ご覧いただければと思います(^^)
どうぞ宜しくお願いいたします。
以下、展覧会詳細です。 現代茶ノ湯スタイル展 縁-enishi-2014 ●会期:2014年11月5日(水)~16日(日) ●場所:西武渋谷店B館8階美術画廊・アートショップ・オルタナティブスペース・中央特設会場
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■ 「渾身の一碗展 縁 -enishi 2014-」 |
さて、11月5日から西武渋谷店で開催中の
「現代茶ノ湯スタイル展 縁 -enishi 2014-」 「渾身の一碗展 縁 -enishi 2014-」
も折り返しを迎えました。
ここで今展の出品作品をご紹介させていただきたいと思います。
今回は僕がテーマにしてきた「あつまり」に対して、 今までとは違った方向から新作を出品させていただいております。
8mm×8mm、8mm×4mmの磁土のかけら、約1万ピースで、 茶碗のフォルムへとアプローチし、立体に組み上げました。
展覧会は西武渋谷店、B館8階会場にて、 11月16日(日)まで開催中ですので、 お時間ございましたら、ぜひご来場いただければ幸いです。



「CONGLOMERATE category 白瓷茶碗 type01」
Size:H100×W150×D150(mm) Material :磁土 Price:91,800円 (税込)※箱付
展覧会詳細
「現代茶ノ湯スタイル展 縁 -enishi 2014-」
「渾身の一碗展 縁 -enishi 2014-」
会期:2014年11月5日(水)~16日(日)
場所:西武渋谷店B館8階美術画廊
アートショップ・オルタナティブスペース・中央特設会場


桐箱も無事にできました(^^)
作品は、この箱に入れてお届けいたします。
どうぞ宜しくお願いいたします。
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■ 簡単シルクスクリーンをつくる その1 |
いよいよ関西でも冬の到来を感じる寒さになってきましたが、 皆様はいかがおすごしでしょうか?
今日から何回かにわたって、つくるシリーズ第7弾…
「簡単シルクスクリーンをつくる」を書いていきたいと思います。
あの難しそうなシルクスクリーンが簡単にできてしまいますので、 ご興味のある方はどうぞお付き合いいただければと思います。
ちなみに、この簡単シルクスクリーンをつくるは、 僕の独学と、僕の使用の範囲で使えることを目的としていますので、 もし至らぬ点、また改良点などお気づきのことがありましたら、 どんどんご意見いただければと思います(^^)
どうぞ宜しくお願いいたしますm(_ _)m
それでは、スタートです!

まずはじめに、今回作るシルクスクリーンの完成形がこちらです。
スクリーンをベニヤ板で作った木枠に貼っただけの、 簡単設計ですが、版が小さいのと1色刷りであれば、 十分にシルクスクリーンの機能を果たしてくれます(^^)
ちなみに今回は「TANAKA Masafumi」という文字の版を作ります。

それでは、スクリーンを貼るための木枠をつくります。
パソコンで枠の図面を印刷したら…

厚み2.5mmのベニヤ板に貼り付けて…

カッターで切り抜きます。
木枠は、印刷したい文字や図柄から15mm~20mmの 余白を取って大きさを決めます。

最後に、ヤスリで軽く全体を整えて、両面テープを貼ったら、 準備完了です。
ということで、今回はここまで…。。
次回は、スクリーンの準備へと進んでいきます。
ではでは、また明日m(_ _)m
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■ 簡単シルクスクリーンをつくる その2 |
それでは、簡単シルクスクリーンをつくる その2です。
つづいての工程は、シルクスクリーンで印刷するものをデザインします。

今回は「TANAKA Masafumi」という文字を版にするので…
パソコンでデザインした文字を透明のフィルムラベルに、 インクジェットプリンタで印刷します。
今回はA-oneのフィルムラベルシールを使いました。

次に、シルクスクリーンを木枠に貼っていきます。
これが、今回の肝心要のシルクスクリーン、 「TシャツくんJr.専用スクリーン」です。
21cm角が5枚入りで、1,500円ぐらいでした…
すでにいろいろな処理がされている優れもののスクリーンです。
そしてここからが注意点なんですが…
スクリーンに直接強い光(紫外線)が当たると、 感光して硬化してしまうので、照明を極力暗くして、 光が当たらないようにしながら、作業を進めます。
ただ、やっぱり暗いと作業が進めにくいので…
そんなときはLEDライトが便利です。
LEDライトからは基本的に紫外線が出ないので、 手元を明るく照らしても、スクリーンが硬化することがありません(^^)
こんなところでも、スーパー便利なLEDライト(^^)
 (※LEDライトの下で作業しています)
スクリーンを出したら木枠の両面テープに重ねて…
 (※LEDライトの下で作業しています)
同じ大きさに切り取ります。
というわけで、本日はここまで…m(_ _)m
このスクリーンがある時点で、もうできたようなもんなんですが、 次回は、木枠にスクリーンを貼り付けます。
ではでは…また明日(^^)
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■ 簡単シルクスクリーンをつくる その3 |
それでは、簡単シルクスクリーンをつくる その3です。
つづいて、木枠にスクリーンを貼り付けていきます。
ポイントはスクリーンがシワにならないようにすることです。
 (※LEDライトの下で作業しています)
木枠に貼った両面テープの剥離紙を画像のように剥がして…
 (※LEDライトの下で作業しています)
少し引っ張りながら下辺と上辺の一部を、貼り付けたら…
 (※LEDライトの下で作業しています)
右上、左上を順番に貼り付けて…
 (※LEDライトの下で作業しています)
これで、シワなくスクリーンが貼れました。
 (※LEDライトの下で作業しています)
最後に透明フィルムラベルシールに印刷した、 文字(画像)を枠の中央に貼り付けて…
準備完了!
次は、これを光に当てて感光します。
その工程は、また次回…ではでは(^^)
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■ 簡単シルクスクリーンをつくる その4 |
それでは、シルクスクリーンつくり、その4ですm(_ _)m
ここからが、シルクスクリーンの真骨頂!
感光の工程です。

前回までに準備した木枠&スクリーンにデザインを貼り付けたものを…

蛍光灯の下で感光します。
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(ここまできたら照明をつけてOKです)
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版と光の距離は、約5cm、下に白い紙を密着させて、
光が下から回るのを抑えて、時間は、2分30秒です。
画像では、熱帯魚用のものを使っていますが…
無ければ…(無いのが普通だと思います)
部屋の天井に付いている蛍光灯に手を伸ばして、近づけて…(^^)
2分30秒キープ!

版が光の真下にくるようにして…
2分30秒です。
(携帯カメラではなにやら緑の筋が…(><))

感光が終わったら、筆に水を付けて、
文字の部分をやさしくなででいきます。
裏表を、何回かなででいると…

画像のように、光を遮断したところだけ、薬品が溶けて、 スクリーンが貫通します。
この後、裏返して両面テープの糊しろのスクリーンにも 光を当て、薬品を硬めたら…
簡単シルクスクリーンの完成です!!(^^)
1つ1つの工程は、細かいですが、 制作時間自体は、20分ぐらいの作業です。
次回は、実際にこの版を使って、木箱に印刷するところを ご紹介いたします。
ではでは…また次回(^^)
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■ 簡単シルクスクリーンをつくる その5 (最終回) |
それでは、前回までに作った簡単シルクスクリーンで、 実際に木箱に印刷する様子をご紹介します。

まずは位置合わせのために、 同じ文字をデザインした台紙を木箱にセットします。

続いて、スクリーン版をピッタリ重ねたら…

下の台紙を抜き取り…
版の位置決めが完了!

PPシートをカットしただけの簡単スキージにインクを乗せて…
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ちなみに今回は、Tシャツ用インクの黒とシルバーを 混ぜてメタルブラックを作りました。
アクリルガッシュなどの絵の具やその他ペースト状であれば、 いろいろなインクでチャレンジできます。
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版の上を一気にスライドさせれば…

ジャン!!(^^)出来上がりです!

というわけで、今回の作品タイトルも同じように印刷して…
桐箱(木箱)の完成ですm(_ _)m
ちなみにフタの裏側にサインと印を押しています。
全5回にてご紹介しました、
つくるシリーズ第7弾 「簡単シルクスクリーンをつくる」
いかがでしたか?今回も最後までお付き合い頂きまして、 本当にありがとうございました!
それでは、つくるシリーズ第8弾(予定は未定(^^))をどうぞお楽しみに!
下記のリンクより、つくるシリーズ第7弾 「簡単シルクスクリーンをつくる」の 全5回を、続けてご覧いただくことができます。
http://masafumi8.blog112.fc2.com/blog-category-20.html
その他のつくるシリーズは左上のメニューよりご覧下さい。
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