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TANAKA Masafumi
陶芸作家・田中雅文Official blog
 
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■ HappyNewYear 2010
HappyNewYear2010blog.jpg


             May the New Year turn out to be the happiest and the best for you.

             本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。    
                                                田中 雅文





 

 

 


■ ブログをご覧の皆様…
ブログをご覧の皆様、あらためまして…

新年明けまして、おめでとうございます。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、2010年も始まってまもなく一週間が
過ぎようとしておりますが、いかがおすごしでしょうか(^^)

僕は今年は2日まで休憩して、3日から制作に入っています。

とくに制作に追われて早々と動き出しているわけでは
ないんですが…(追われていないわけでもなんですが…(^^))

なんとなくゆる~りと時間が流れていると、
作品のことや、注文のこと、作りたいものなんかが、
頭の中を埋めていき、何やら作りたい衝動に駆られる感じで…

とりあえず、まず先に動き始めてみるぞーってことで、
3日からということになったわけです(^^)

年の始めには、一年の抱負なんかを考えたりしますが、
今年の目標は…・・・

…・・・!!

「去年の自分を越える」

これにしたいと思います(^^)

2009年も僕なりに頑張ってきたつもりではありますが、
振り返ってみると、もっと頑張れたような部分もあり、
やはりその辺は自分自身が一番よくわかっているので…

今年はそんな部分をいい方向に更新し、
上書き保存したいと思います☆

それでは、今年もまたいろいろと書いていきたいと
思いますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

この2010年が皆様にとって素晴らしく
充実した年になりますことをお祈り申し上げますm(_ _ )m




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■ 「どべ」の容器
制作のときに、パーツを接着したりするときに使う「どべ」。

その都度、とも土で作りながらという方も多いかと思いますが、
皆様はどんな容器に入れて使っていますか?

「どべ」とは通常は使っている土を水でやわらかく溶いたもので、
僕の場合は、正確には鋳込みに使う泥しょうそのまま
なんですが、普通においておくと硬さにムラができたり
筆の柄の部分で固まったり、またそれが混ざって
ブツブツど邪魔になったり、意外とクリーミーな
状態を保つのが大変だったりします。

そこで僕は…

DSC00939blog.jpg

こんな風にマニキュアのようにして使っています。
これだと作業中に乾燥しにくいので、いろいろ便利です☆



DSC00940blog.jpg

円形のゴムシートを買ってきて、真ん中に筆を刺すだけの
簡単構造で、作業が終わって使わないときは容器の蓋を閉めて保管します。

もし興味のある方はどうぞ試して見てください(^^)

ではでは、また明日☆




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■ スチームルーム 使用感
以前に加湿器付きの「室」を作りましたが、
今日はその使用感を書いてみたいと思います☆

「室」の制作日記(過去記事)はこちらからどうぞ☆

「室」の制作日記その1(別ウインドウで開きます)
「室」の制作日記その2(別ウインドウで開きます)
「室」の制作日記その3(別ウインドウで開きます)


DSC00925blog.jpg

そしてこちらがそのときのスチームルームの完成品なんですが…



DSC00946blog.jpg

実際に鋳込み作業で型から外したパーツを入れ、
どれぐらい乾燥状態をコントロールできるのかを試してみました。



DSC00936blog.jpg

ビニールシートをめくって、写すとカメラのレンズが…(^^)

で、肝心の使用してみた結果は…大成功でした☆

これを使うと、パーツを一つずつ包んだり、
霧吹きで水分を足したり、その他いろいろなことをして
乾燥状態をコントールしなくても、ダイレクトにこの中に
入れておけば、丸2日ぐらいは、型から外した直後の状態を
キープすることができました。

ただ、加湿器をつけたままずっと放置すると、水分が戻りすぎて
しまうようなので、一旦マックスに加湿したら、後は定期的に
湿気を補うような形で使うのがコツのようです。
でもそのほうが、経済的で操作もスイッチのON、OFFのみ
なので簡単です(^^)

これで、乾燥状態をコントロールできることで、いろいろと
制限が外れ、作業効率もアップでより作品のクオリティ部分に
時間を使うことができそうです☆

・・・

後は、僕次第ですね…(><)


ご興味のある方は、何かのヒントにしていただければ、幸いです(^^)
ではでは、そんな感じでスチームルームの使用感でした☆





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■ 茶漉しを作る その1
さて、今日から何日かにわたりまして
茶漉し作りをご紹介させていただきたいと思います☆

茶漉しの作り方にはいろいろな方法がありますが、
僕は普段から鋳込み型で作品を作っているので、
茶漉しも鋳込み型を使って、作っていきたいと思います(^^)

ちなみに型自体の制作工程は過去記事でご紹介しています。

茶漉しの型を作る1 (別ウィンドウで開きます)
茶漉しの型を作る2 (別ウィンドウで開きます)


DSC00941blog.jpg

こちらが茶漉しの型です。
写真の1番左が、直径30mmで
残り2つは直径25mmです☆



DSC00942blog.jpg

泥しょうを流し、1分30秒計って…



DSC00943blog.jpg

排泥し、このまま10分間乾かします。


これで、鋳込み作業は完了です(^^)

時間が短いので、素地作りはとっても簡単ですね☆


ではでは、続きはまた明日…





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■ 茶漉しを作る その2
さて、茶漉し作りの続きです☆


DSC00945blog.jpg

泥しょうを流して、1分30秒待ち、
逆さにして排泥して10分乾かしたものがこちらです。



DSC00963blog.jpg

型から外すとこんな感じです。



DSC00962blog.jpg

型から外した素地は、、100円均一のA4ファイルケースに
濡れタオルを敷き、さらに上から濡れタオルをかぶせて、
乾燥を止めて保管します。

このケースが引き出し式になっているので、出し入れが
とっても便利です☆

というわけで、後はこれを繰り返して、
必要な数だけ茶漉しの素地を作っていきます。

ではでは、つづきはまた明日(^^)





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■ 茶漉しを作る その3
それでは、茶漉し作りのつづきその3です☆


茶漉しの穴をどんな順番であけていくか…

これもかなりいろいろな方法があると思いますが、
「僕の場合」を2通りご紹介させていただきたいと思います☆

なぜ2通りの方法を使っているのかというと、
実は僕の中に明確な違いはなく、けっこう細かい作業になるので、
気分転換にあけ方の順番変えて、頭をリフレッシュしながら
作業を進めていくという感じです(^^)


というわけで、まず今日は一つ目を…

DSC00964blog.jpg

型から外した素地に、まず6角形の頂点を結ぶような
イメージでライン状に穴をあけます。



DSC00965blog.jpg

あとはその区切りの中に出来るだけ詰めて
穴をあけます。

ちなみに、穴あけに使っているのは、
ステンレス用のドリルで、直径は1.5mm。
これを手に持って、クルクルとあけていくわけです(^^)

茶漉しといえば、やきもの界には「茶漉しポンス」という
茶漉しを作るための道具があり、もちろん僕の工房にも
茶漉しポンスはあるんですが、素材が磁土で、
特に僕が使っているものは粘りが少ないので、
この茶漉しポンスであけると、外側に広がる力が
かかり、みるみるうちに、穴と穴がひび割れて
つながってしまいます(><)

そのために、ドリルを使って出来るだけ穴あけの抵抗を
減らしていこうという作戦です☆

一般的には…

スムーズに鋳込むためには、出来るだけ粘りが無い方が良く、
茶漉しを作るためには、出来るだけ粘りがあった方が良い。

この相反する部分を、このコバルトハイス鋼の
ドリルが繋いでいるというわけです(^^)

というわけで…

何やら説明になっているのか、いないのか…
長くなりましたが…

あとは、どんどんと穴をあけていき…

DSC00967blog.jpg

茶漉しパーツの完成です☆


明日は、もう一つの順番で進んでいきたいと思います☆

ではでは…(^^)





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■ 茶漉しを作る その4
それでは、茶漉し編その4です☆

昨日の茶漉しの穴をあける順番について
2通りの方法を使っています…と書きましたが、
今日はそのもう一つの方法をご紹介したいと思います☆


DSC00989blog.jpg

まずは、茶漉しの素地の真ん中を通り、
半分に割るようなイメージでライン状に穴をあけます。



DSC00991blog.jpg

次にそのすぐとなりに同じようなラインで穴をあけます。



DSC00992blog.jpg

あとは、これを繰り返し、半分をあけたら…



DSC00993blog.jpg

同じようにして、反対側の半分も穴をあけ、
穴あけ完了です☆



DSC00986blog.jpg

もうひとつの、直径30mmの素地のほうも
同じようにして、穴をあけます☆

こちらの方が丸みが浅いので、作業が少しだけ
やりやすいかなと思いますが、その分面積が広いので…(^^)



DSC00994blog.jpg

穴をあけ終わった茶漉しパーツは、
またもとの保湿ケースにいれ、組み立てまで保管します☆

というわけで、これで茶漉し編は終了です(^^)
明日からは、組み立て編をご紹介したいと思います☆

ではでは…また明日☆


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■ 急須を作る その1 流し込み
さて、今日からは急須の制作工程をご紹介したいと思います☆

以前に型作りをご紹介しましたが、その型を実際に使って
作業しているところをアップしていませんでしたので、
今回はその辺のところを書いていきたいと思います☆


DSC00937blog.jpg

まずは、石膏型に泥しょうを流していきます。
急須をメインにご紹介していきますが、
作業自体は、急須とポット、フリーポットを同時に
進めているところです。

ちなにみ写真は、それぞれの本体の石膏型で、
真ん中のものが急須本体の型です。

鋳込み時間は、10分~15分。
この時間は、いろいろな状況によって同じ型でも
その都度判断して決めています。



DSC00938blog.jpg

時間がきたら、ひっくり返して排泥します。

写真に写っていないものもありますが、
急須、ポット、フリーポットの3作品で合計19個のパーツ
に分かれているため、石膏型も19個で進んでいきます☆

というわけで、つづきはまた明日(^^)

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■ 急須を作る その2 口の荒仕上げ1
それでは、急須作りの続きです☆


DSC00947blog.jpg

泥しょうを流し込んで排泥し、
一定時間おいたら上を向け…


DSC00948blog.jpg

三面型の上部分を外します。

今見えている部分が急須本体の上部、蓋を受けるところです。

この鋳込み口の余分な部分を切り取り、
最終的に乾燥してからさらに削って仕上げていきます☆

それでは、また明日m(_ _ )m

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■ 急須を作る その3 口の荒仕上げ2
それでは、昨日の口の荒仕上げ編のつづきです☆


DSC00949blog.jpg

三面型の上部を外した状態でロクロに置きます。

急須本体は、ほぼ球形なので型から外してしまうと、
固定するのが大変なので、このまま残り2面を重石にして
固定します。

こういう工程がある型は、石膏型事態の水平垂直など
基準が出ていることが、うまく進めるポイントになります。



DSC00950blog.jpg

鋳込み口の部分で中心を取ったら、
ロクロを回しながら…



DSC00951blog.jpg

余分な部分をカットします☆



DSC00954blog.jpg

これで、本体の荒仕上げの完了です。

この後パーツを付けるまで、乾かないように保管します。

ではでは、続きはまた明日(^^)

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■ 便利カッター
DSC00953blog.jpg

今日は、カットしたり、くり貫いたりと便利に使っている道具を
ご紹介します。



DSC00950blog.jpg

昨日の急須編の写真ですが、こんな場面で活躍します☆


作り方は、通常のカッターをグラインダーで削るだけです(^^)
僕はオルファのものを使っていますが、どんなものでもそんなに
差はないのかなと思います。

ただ、磁土は錆びなどで鉄粉が飛ぶこともあるので、
ステンレス製の刃を使うことをオススメします☆

というわけで、また明日から急須作りの続きを
進めていきたいと思います☆

お時間ございましたら、どうぞお付き合い下さい(^^)
ではでは…(^^)

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■ 急須を作る その4 口・手パーツの仕上げ
それでは、つづきまして急須の組み立てに
進んでいきたいと思います。

まずは、口と手パーツの鋳込み口の仕上げです。

DSC00968blog.jpg

こちらは、口パーツです。



DSC00969blog.jpg

鋳込み口の部分を削り厚みが
同じになるように整えます。



DSC00970blog.jpg

手パーツのほうも…


DSC00972blog.jpg

同じようにして整えて…

各パーツの仕上げの完了です。

このまま、乾かないように保管して、
本体との組み立てがスムーズにいくように準備しておきます。

それでは、続きはまた明日(^^)

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■ 急須を作る その5 本体の組み立て
それでは、今日から急須の胴の組み立てに
進んでいきたいと思います☆


DSC00973blog.jpg

まずは、仕上げた口パーツを接着する位置にあて、
針でしるしを入れます。
(線が細いので、かなり見えにくいですが…(><))



DSC00974blog.jpg

その線を目安に、茶漉しをつける穴をあけます。
コンパスで茶漉しの直径より小さくなるように
円形に線を入れたら…



DSC00975blog.jpg

以前にご紹介した、便利カッターでくり抜き…



DSC00976blog.jpg

スポンジで仕上げます。

これで、ボディへの穴あけの完了です。

続きはまた明日…(^^)

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■ 急須を作る その6 茶漉しと口の接着
さて、今日は昨日穴をあけた急須の
ボディに茶漉しをつけます。


DSC00977blog.jpg

かなり手早く進めないとキレイに接着できないので、
写真はすでに茶漉しを接着した後のものですが、

手順としては…

1:ボディの穴に筆で水をぬる。

2:すぐに同じところに泥しょうをぬる。

3:茶漉しを差し込む。

4:ボディの内側の茶漉しとの接着境界部分を、水を絞った筆で整える。

5:外側も同じように、筆で整える。

この1~5の工程が1分ぐらいでスムーズに進めば、
キレイに接着することができます☆

1分というのを活字であらわすと、かなり短いような
感覚がありますが、実際にはあせらず進めば十分余裕という時間です☆

要は、接着剤の泥しょうが乾く前に、
作業を終えればいいということなんですが、
もともと、通常の練り土と同じぐらいしか水分が入っていない
状態で液体のため、通常の土のドベに比べるとかなり早く乾くため、
できるだけ手早く進めたいということになるわけです(^^)



DSC00978blog.jpg

少しなじませて、余分な部分を切り取り、
最後にもう一度、水を絞った筆で接着部分を整えたら…



DSC00979blog.jpg

次に同じ要領で口パーツを付け、
これで急須の注ぎ口の接着の完了です(^^)

写真のパースの関係で、口がかなり水平に見えますが、
実際にはもう少し上に向いています(^^)

というわけで、明日は持ち手をつけます☆

ではでは、また明日(^^)

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■ 急須を作る その7 持ち手の接着
さて、今日は昨日茶漉しと口をつけたボディに
持ち手を付けます☆


DSC00980blog.jpg

まずは、実際に持ち手を当て、
針であたりをつけます。
(かなり見づらくて…m(_ _ )m)



DSC00981blog.jpg

1:持ち手に水を塗り、

2:重ねて泥しょうを塗ったら、(写真の状態)

3:ボディの接着面にも水を塗り…



DSC00982blog.jpg

すぐに接着します。



DSC00983blog.jpg

後は、絞った筆ではみ出た泥しょうを拭い取り、
同時に割り線も消します。



DSC00984blog.jpg

というわけで、これで全てのパーツ接着が完了です。

このまま、ゆっくり乾燥させ蓋受けなど、
最終仕上げをして成形作業の完了です☆

ではでは、また明日(^^)

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■ 急須を作る その8 本体の仕上げ
さて、それでは急須制作編その8です☆


DSC00995blog.jpg

昨日各パーツを接着したものを乾燥させ、
蓋受け部分や、注ぎ口を開けたりと仕上げを
したものがこちらです。

これで、本体の作業は終了。

あとは、素焼きをします☆



DSC00996blog.jpg

ちなみに、以前から何回か絞った筆で整えますと
書いていますが、具体的にはこんな風にして作業しています。

写真の黄色い物は、PVAスポンジというスポンジで、
最近?少し前?から特に洗車用品でよく見かけるスポンジで、
今では、掃除用具としてもいろいろなところで見るように
なりました。

とにかく吸水力が高いので筆の水分調整が簡単で、
筆を洗って、水分を吸わして、接着部分を整える…
また洗って…と常に筆がキレイな状態にすることで、
整えたい部分がとてもキレイに仕上がります。

これは以前にノリタケの森に行ったときに、
見たもので、この方法で次々に
製品が仕上げられていくのを見て、
なるほどー(^^)と思い、それ以来使っているものです☆

これもかなりピンポイントではありますが、
もしよろしければ、是非お試し下さい(^^)

ではでは、明日は急須編最後、蓋の制作工程を
ご紹介します☆

ではでは…(^^)

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■ 急須を作る その9(最終回) フタの工程
さて、今日は急須編その9、フタの工程を
ご紹介したいと思います☆

DSC00955blog.jpg

写真は急須のフタの型に泥しょうを流し、
排泥して乾燥させたものです。



DSC00957blog.jpg

型を開けると、フタがこんな感じで鋳込まれています。
真ん中に細長い鋳込み口が付いていますが、
これをキレイに削って仕上げると…



DSC00998blog.jpg

こんな感じになります。

フタは半乾燥のときに鋳込み口をある程度取り、
完全乾燥させてから、最終的に仕上げます。


というわけで…


これで急須制作の全工程が終了しました☆

作品の完成と制作工程の順序が逆になりましたが、
今回も長らくお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _ )m

ちなみにこの急須の完成品は、過去記事↓

作品紹介「急須」

でご紹介していますので、興味のある方は
是非ご覧下さい(^^)

ではでは、また明日からもいろいろなことを書いていきたいと
思いますので、お時間ございましたらまた遊びに来てください(^^)

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■ 工房で窯を焚くと…
さて、一月も終わりを向かえようとしていますが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか?(^^)

作業のほうは、ただ今素焼き中…

工房で窯を焚くと、暖房が要らなくなるので
なにやら得した気分になりますが…

おそらくきっと、窯の電気代のほうが
エアコンよりもずっと大変な金額になっている
と思いますので…(><)

窯の中では唯一基本料という使っていないときも
燃料費が発生し、燃費や維持費の部分では
少し割高になるような気もしますが、
コントロールのしやすさでは、ピカイチの電気窯。

そして、意図的なものを意図的に焼くことができ、
細かいコントロールができるという点は
現行の僕の制作スタンスに最もマッチした部分です(^^)

もちろん、その他の登り窯やガス、灯油なんかの
ガガガッとしたものも素晴らしいと思います☆

一般的には、この思うようにならないところがおもしろい!
といわれたりもしますが、
反対に、思うようになることもまたおもしろい!と思います☆

どちらがどうだと、優劣をつけることができない
そんな相反する部分が平然と入り混じる、
この陶芸というものをもう少し研究してみようと思う
今日この頃でしたm(_ _ )m

明日は釉掛けします(^^)
ではでは…

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■ 撥水剤を塗ったり…
今日は朝からせっせと釉薬を掛けております☆

が…

終わらず…(><)

とにかく、窯に入れてしまえば、
ちょっと休憩時間が取れると思うので、
終わるまで、いきたいと思います!

今回の窯に入れる予定のものは、
作品数にすると、150個ぐらいなんですが、
細かくパーツに分かれているものも多いので、
パーツ数にすると、約350個ぐらいに…(><)

明日の朝までには、なんとか終えたいと思います☆


DSC01004blog.jpg

写真は、ポットのパーツに撥水剤を
塗っているところです。

たまには、手回しロクロも使います(^^)



DSC01003blog.jpg

ちなみにこのパーツはこんな風に
磁石で固定しています。

全て同じ大きさなので、一度付ければ、
後はパーツを乗せかえて、次々と塗っていきます。



DSC01001blog.jpg

こんな形も水道管の部品を磁石で固定して、
その上にパーツを置き、クルクルと塗ります☆

というわけで、もうひといき!
ではでは…ガンバリマス(^^)

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■ 結局釉掛けが終わらずで…
昨日朝までに…!と言っていた釉掛けですが、

結局終わらず…(><)

今しがた、スイッチをONしました。

約40時間寝ていない状態なので、
さすがにちょっと眠いです(><)

でも、少し予定は押してしまいましたが、
これでなんとか窯に入ったので、後は焼き上がりを
待つのみです(^^)

うまく出来てくれるといいんですが、
こればっかりは、神のみぞ知る領域…

これが一段落したら、そろそろ立体のほうに
取り掛かろうとも思っています。

もともと、立体のほうがメインで進んでいるのですが、
去年の急須展以来、ちょっと久々の感じになりました。

とりあえずは、3月の展示に向け構想を練るところから
スタートしていきたいと思います☆

一応大まかにはブロックのシリーズでまたいろいろ作っていこうと
思っているのですが、どんなものが出来るかは、
まだ自分でもわかりません(^^)

少し前に色泥しょうのテストをしましたが、
少し気になるものがいくつかあったので、
まずはその辺をさらに少しテストしてみて…

など、この辺からいろいろ試して決めて行きたいと思います☆

さて、寝ていないせい?か、内容ウスウスの
記事になってしまいましたが、うまく焼けることを
祈りながら、片付けをして今日の仕事は終わりにしたいと思います(^^)

ではでは…また明日☆

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■ 気になる2色をとりあえず…
さて、本焼きの窯はただ今300度を
少しきったぐらい…

明日の朝には中を覗けそうです。

窯は何回焚いても、
毎回早く!中が見たくて、見たくて…

楽しみすぎて、ソワソワしますね(^^)


DSC01005blog.jpg

うまく焼けていることを祈りながら、
色土のテストを…

実際にもほとんど色に差がないので、
写真では、さらにわかりにくいですね…

前回のテストで、少し気になる2色がありまして、
両方いい感じだったんですが、最後の…こうなんといいますか、
決め手にかけるというか、ピンとこないような部分が
感覚的にあって…

それで、その2色をとりあえず、混ぜてみることに…

1:9から9:1まで0.5g単位で、9通りの比率で混ぜ、
色味のテストをしてみます。

どんな色になるのかは、焼いてからのお楽しみ
ということで…

ではでは、うまく焼けていますように…
また明日(^^)

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■ なんとか無事に焼けました。
さて、先日から焚いていました本焼きの窯ですが、
なんとか、大きな失敗も無く無事に上がり、
一安心というところです(^^)

とりあえず、いくつかお待たせしているところへ
真っ先に作品を送り、残りはこれから準備して
いこうと思っています☆

今回は主に前回の急須展のときの作品の追作で
少し余裕をみて数を作ったつもりでしたが、
制作途中にもいくつかご注文をいただき、
今日の早朝にできあがったばかりなんですが、
すでに品薄状態となってしまいました(><)

気にとめていただいて、使っていただけることは
とても嬉しいことで本当に感謝ですm(_ _ )m

今回ご注文の皆様にはもう間もなくお届けできると
思いますので、どうぞ今しばらくお待ち下さいませ(^^)

ではでは、また明日☆

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■ アイデアを探しながら…
今日は恒例の木曜日ということで、
市内の教室に行ってきました。

もはや、春物をつくっている方もちらほらで、
本当にあせります…(^^)

作業のほうは、明日、検品と最終仕上げをして、
それが終わり次第、3月の神戸でのグループ展に向けて、
作品を考えなければいけません。

まだ、全く決まっていないのでこれからどんなものを
作るかいろいろと決めていくわけなんですが、
展覧会のお題があるので、それをヒントに
考えていきたいと思っています。

果たして、どんなものになるのやら…(^^)

3月はもう一つ、益子でのイベントにも
参加させていただこうと思っているので、
そちらのほうも、いろいろと進めていきたいと思っています。

また、新作の方向性なんかが決まりましたら、
制作日記をご紹介させていただきたいと思いますが、
まずは、皆様にご覧いただくことができるものを、
思いつかなければ!

アイデアはどこに潜んでいるかわからないので、
頑張って見つけたいと思います☆

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■ ハマすりをして…
今日は仕上がったものの検品と最終仕上げをしました。

最終仕上げの主な作業は、ハマすり。

ハマとは、高台の部分のことで、
この机などに直接ふれる部分をヤスリなどで磨いて、
机などに傷が付くのを出来るだけ防ごうというわけです。

DSC01007blog.jpg

で、写真がそのハマすりに使っているヤスリです。

おそらく、ご存知の方もたくさん
おられるのではないかと思いますが、
商品名?は、シャイネックスのサンドシートというもので、
いわゆるスポンジみないなヤスリで、
これが結構便利なので、それをロクロにつけて
(かなり原始的な付け方ですが…)
シャラシャラシャラ…と擦るわけです☆

僕が作るものは、素材が磁器で比較的キメが
細かいので使いやすいのですが、粗い土などでは、
うまく、すれないかもしれませんが…(><)

磁器のハマすりにはオススメです☆
ご興味のある方は一度、お試し下さい(^^)

ではでは…

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■ 梱包作業つづく…
さて、1月も終わりに近づき、
この2010年も12分の1が過ぎようとしています☆

本日も、次の構想を練りながら、梱包作業の続きを…

といっても、実際にはこちらで梱包をしなくても
大丈夫なケースもあり、展示数などのバランスを
誤ると、一旦箱に入れたものを出さなければいけない
ようなことになる可能性もあるんです…

が…

皆様もよくよくご存知のとおり、
「やきものは割れ物」なので(^^)

とにかく割れないようにしておくのが一番です☆

その他、いろいろなメリットとデメリットを
兼ね備えながら、箱詰め作業をしているわけであります(^^)

DSC01008blog.jpg

こんな感じで包んでいるんですが…



DSC01009blog.jpg

箱が既製品なので、こんな感じで緩衝材兼高さ調整に
スチロール板を使ったり、薄葉紙を詰めてみたりして、
見栄えとクッション性のバランスをとりながら、包んでいます。

また、時間ができたら紙箱作りにも挑戦してみようかと
考えていますが、とりあえず今はこの方法で☆

なにか万能な梱包方法があれば是非教えて下さい(^^)

というわけで、明日中には、なんとか終えたいと思っていますが、
予定は未定ということで…☆

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■ 既製の箱に専用の台紙を入れて…
箱詰めの箱には、今のところ既製品を使っているんですが、
今梱包している作品は、そこに専用の台紙を入れて梱包します。

今日はその様子を少し写真に撮ってみました☆


DSC01010blog.jpg

こんな図面を使って…



DSC01011blog.jpg

厚紙をこんな感じに切り出し…



DSC01012blog.jpg

折れ線を折って立体にしたら…



DSC01013blog.jpg

箱の底にはめ込んで…



DSC01015blog.jpg

中央の穴の部分に作品をはめ込んで、
固定したら、最後に上からスチロール板で蓋をして、
箱のフタを閉じ、完了です☆

今日は、昨日に引き続き梱包作業をしましたが、
ようやく終わりに近づき、なんとか終われそうです☆

明日から2月ですね(^^)

ではでは…また明日m(_ _ )m

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