つくるシリーズ
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■ HappyNewYear 2010 |

May the New Year turn out to be the happiest and the best for you.
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 田中 雅文
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■ ブログをご覧の皆様… |
ブログをご覧の皆様、あらためまして…
新年明けまして、おめでとうございます。 昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、2010年も始まってまもなく一週間が 過ぎようとしておりますが、いかがおすごしでしょうか(^^)
僕は今年は2日まで休憩して、3日から制作に入っています。
とくに制作に追われて早々と動き出しているわけでは ないんですが…(追われていないわけでもなんですが…(^^))
なんとなくゆる~りと時間が流れていると、 作品のことや、注文のこと、作りたいものなんかが、 頭の中を埋めていき、何やら作りたい衝動に駆られる感じで…
とりあえず、まず先に動き始めてみるぞーってことで、 3日からということになったわけです(^^)
年の始めには、一年の抱負なんかを考えたりしますが、 今年の目標は…・・・
…・・・!!
「去年の自分を越える」
これにしたいと思います(^^)
2009年も僕なりに頑張ってきたつもりではありますが、 振り返ってみると、もっと頑張れたような部分もあり、 やはりその辺は自分自身が一番よくわかっているので…
今年はそんな部分をいい方向に更新し、 上書き保存したいと思います☆
それでは、今年もまたいろいろと書いていきたいと 思いますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
この2010年が皆様にとって素晴らしく 充実した年になりますことをお祈り申し上げますm(_ _ )m
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■ 「どべ」の容器 |
制作のときに、パーツを接着したりするときに使う「どべ」。
その都度、とも土で作りながらという方も多いかと思いますが、 皆様はどんな容器に入れて使っていますか?
「どべ」とは通常は使っている土を水でやわらかく溶いたもので、 僕の場合は、正確には鋳込みに使う泥しょうそのまま なんですが、普通においておくと硬さにムラができたり 筆の柄の部分で固まったり、またそれが混ざって ブツブツど邪魔になったり、意外とクリーミーな 状態を保つのが大変だったりします。
そこで僕は…

こんな風にマニキュアのようにして使っています。 これだと作業中に乾燥しにくいので、いろいろ便利です☆

円形のゴムシートを買ってきて、真ん中に筆を刺すだけの 簡単構造で、作業が終わって使わないときは容器の蓋を閉めて保管します。
もし興味のある方はどうぞ試して見てください(^^)
ではでは、また明日☆
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■ スチームルーム 使用感 |
以前に加湿器付きの「室」を作りましたが、 今日はその使用感を書いてみたいと思います☆
「室」の制作日記(過去記事)はこちらからどうぞ☆
「室」の制作日記その1(別ウインドウで開きます) 「室」の制作日記その2(別ウインドウで開きます) 「室」の制作日記その3(別ウインドウで開きます)

そしてこちらがそのときのスチームルームの完成品なんですが…

実際に鋳込み作業で型から外したパーツを入れ、 どれぐらい乾燥状態をコントロールできるのかを試してみました。

ビニールシートをめくって、写すとカメラのレンズが…(^^)
で、肝心の使用してみた結果は…大成功でした☆
これを使うと、パーツを一つずつ包んだり、 霧吹きで水分を足したり、その他いろいろなことをして 乾燥状態をコントールしなくても、ダイレクトにこの中に 入れておけば、丸2日ぐらいは、型から外した直後の状態を キープすることができました。
ただ、加湿器をつけたままずっと放置すると、水分が戻りすぎて しまうようなので、一旦マックスに加湿したら、後は定期的に 湿気を補うような形で使うのがコツのようです。 でもそのほうが、経済的で操作もスイッチのON、OFFのみ なので簡単です(^^)
これで、乾燥状態をコントロールできることで、いろいろと 制限が外れ、作業効率もアップでより作品のクオリティ部分に 時間を使うことができそうです☆
・・・
後は、僕次第ですね…(><)
ご興味のある方は、何かのヒントにしていただければ、幸いです(^^) ではでは、そんな感じでスチームルームの使用感でした☆
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■ 茶漉しを作る その1 |
さて、今日から何日かにわたりまして 茶漉し作りをご紹介させていただきたいと思います☆
茶漉しの作り方にはいろいろな方法がありますが、 僕は普段から鋳込み型で作品を作っているので、 茶漉しも鋳込み型を使って、作っていきたいと思います(^^)
ちなみに型自体の制作工程は過去記事でご紹介しています。
茶漉しの型を作る1 (別ウィンドウで開きます) 茶漉しの型を作る2 (別ウィンドウで開きます)

こちらが茶漉しの型です。 写真の1番左が、直径30mmで 残り2つは直径25mmです☆

泥しょうを流し、1分30秒計って…

排泥し、このまま10分間乾かします。
これで、鋳込み作業は完了です(^^)
時間が短いので、素地作りはとっても簡単ですね☆
ではでは、続きはまた明日…
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■ 茶漉しを作る その2 |
さて、茶漉し作りの続きです☆

泥しょうを流して、1分30秒待ち、 逆さにして排泥して10分乾かしたものがこちらです。

型から外すとこんな感じです。

型から外した素地は、、100円均一のA4ファイルケースに 濡れタオルを敷き、さらに上から濡れタオルをかぶせて、 乾燥を止めて保管します。
このケースが引き出し式になっているので、出し入れが とっても便利です☆
というわけで、後はこれを繰り返して、 必要な数だけ茶漉しの素地を作っていきます。
ではでは、つづきはまた明日(^^)
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■ 茶漉しを作る その3 |
それでは、茶漉し作りのつづきその3です☆
茶漉しの穴をどんな順番であけていくか…
これもかなりいろいろな方法があると思いますが、 「僕の場合」を2通りご紹介させていただきたいと思います☆
なぜ2通りの方法を使っているのかというと、 実は僕の中に明確な違いはなく、けっこう細かい作業になるので、 気分転換にあけ方の順番変えて、頭をリフレッシュしながら 作業を進めていくという感じです(^^)
というわけで、まず今日は一つ目を…

型から外した素地に、まず6角形の頂点を結ぶような イメージでライン状に穴をあけます。

あとはその区切りの中に出来るだけ詰めて 穴をあけます。
ちなみに、穴あけに使っているのは、 ステンレス用のドリルで、直径は1.5mm。 これを手に持って、クルクルとあけていくわけです(^^)
茶漉しといえば、やきもの界には「茶漉しポンス」という 茶漉しを作るための道具があり、もちろん僕の工房にも 茶漉しポンスはあるんですが、素材が磁土で、 特に僕が使っているものは粘りが少ないので、 この茶漉しポンスであけると、外側に広がる力が かかり、みるみるうちに、穴と穴がひび割れて つながってしまいます(><)
そのために、ドリルを使って出来るだけ穴あけの抵抗を 減らしていこうという作戦です☆
一般的には…
スムーズに鋳込むためには、出来るだけ粘りが無い方が良く、 茶漉しを作るためには、出来るだけ粘りがあった方が良い。
この相反する部分を、このコバルトハイス鋼の ドリルが繋いでいるというわけです(^^)
というわけで…
何やら説明になっているのか、いないのか… 長くなりましたが…
あとは、どんどんと穴をあけていき…

茶漉しパーツの完成です☆
明日は、もう一つの順番で進んでいきたいと思います☆
ではでは…(^^)
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■ 茶漉しを作る その4 |
それでは、茶漉し編その4です☆
昨日の茶漉しの穴をあける順番について 2通りの方法を使っています…と書きましたが、 今日はそのもう一つの方法をご紹介したいと思います☆

まずは、茶漉しの素地の真ん中を通り、 半分に割るようなイメージでライン状に穴をあけます。

次にそのすぐとなりに同じようなラインで穴をあけます。

あとは、これを繰り返し、半分をあけたら…

同じようにして、反対側の半分も穴をあけ、 穴あけ完了です☆

もうひとつの、直径30mmの素地のほうも 同じようにして、穴をあけます☆
こちらの方が丸みが浅いので、作業が少しだけ やりやすいかなと思いますが、その分面積が広いので…(^^)

穴をあけ終わった茶漉しパーツは、 またもとの保湿ケースにいれ、組み立てまで保管します☆
というわけで、これで茶漉し編は終了です(^^) 明日からは、組み立て編をご紹介したいと思います☆
ではでは…また明日☆
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■ 急須を作る その1 流し込み |
さて、今日からは急須の制作工程をご紹介したいと思います☆
以前に型作りをご紹介しましたが、その型を実際に使って 作業しているところをアップしていませんでしたので、 今回はその辺のところを書いていきたいと思います☆

まずは、石膏型に泥しょうを流していきます。 急須をメインにご紹介していきますが、 作業自体は、急須とポット、フリーポットを同時に 進めているところです。
ちなにみ写真は、それぞれの本体の石膏型で、 真ん中のものが急須本体の型です。
鋳込み時間は、10分~15分。 この時間は、いろいろな状況によって同じ型でも その都度判断して決めています。

時間がきたら、ひっくり返して排泥します。
写真に写っていないものもありますが、 急須、ポット、フリーポットの3作品で合計19個のパーツ に分かれているため、石膏型も19個で進んでいきます☆
というわけで、つづきはまた明日(^^)
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■ 急須を作る その2 口の荒仕上げ1 |
それでは、急須作りの続きです☆

泥しょうを流し込んで排泥し、 一定時間おいたら上を向け…

三面型の上部分を外します。
今見えている部分が急須本体の上部、蓋を受けるところです。
この鋳込み口の余分な部分を切り取り、 最終的に乾燥してからさらに削って仕上げていきます☆
それでは、また明日m(_ _ )m
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■ 急須を作る その3 口の荒仕上げ2 |
それでは、昨日の口の荒仕上げ編のつづきです☆

三面型の上部を外した状態でロクロに置きます。
急須本体は、ほぼ球形なので型から外してしまうと、 固定するのが大変なので、このまま残り2面を重石にして 固定します。
こういう工程がある型は、石膏型事態の水平垂直など 基準が出ていることが、うまく進めるポイントになります。

鋳込み口の部分で中心を取ったら、 ロクロを回しながら…

余分な部分をカットします☆

これで、本体の荒仕上げの完了です。
この後パーツを付けるまで、乾かないように保管します。
ではでは、続きはまた明日(^^)
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■ 便利カッター |

今日は、カットしたり、くり貫いたりと便利に使っている道具を ご紹介します。

昨日の急須編の写真ですが、こんな場面で活躍します☆
作り方は、通常のカッターをグラインダーで削るだけです(^^) 僕はオルファのものを使っていますが、どんなものでもそんなに 差はないのかなと思います。
ただ、磁土は錆びなどで鉄粉が飛ぶこともあるので、 ステンレス製の刃を使うことをオススメします☆
というわけで、また明日から急須作りの続きを 進めていきたいと思います☆
お時間ございましたら、どうぞお付き合い下さい(^^) ではでは…(^^)
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■ 急須を作る その4 口・手パーツの仕上げ |
それでは、つづきまして急須の組み立てに 進んでいきたいと思います。
まずは、口と手パーツの鋳込み口の仕上げです。

こちらは、口パーツです。

鋳込み口の部分を削り厚みが 同じになるように整えます。

手パーツのほうも…

同じようにして整えて…
各パーツの仕上げの完了です。
このまま、乾かないように保管して、 本体との組み立てがスムーズにいくように準備しておきます。
それでは、続きはまた明日(^^)
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■ 急須を作る その5 本体の組み立て |
それでは、今日から急須の胴の組み立てに 進んでいきたいと思います☆

まずは、仕上げた口パーツを接着する位置にあて、 針でしるしを入れます。 (線が細いので、かなり見えにくいですが…(><))

その線を目安に、茶漉しをつける穴をあけます。 コンパスで茶漉しの直径より小さくなるように 円形に線を入れたら…

以前にご紹介した、便利カッターでくり抜き…

スポンジで仕上げます。
これで、ボディへの穴あけの完了です。
続きはまた明日…(^^)
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■ 急須を作る その6 茶漉しと口の接着 |
さて、今日は昨日穴をあけた急須の ボディに茶漉しをつけます。

かなり手早く進めないとキレイに接着できないので、 写真はすでに茶漉しを接着した後のものですが、
手順としては…
1:ボディの穴に筆で水をぬる。
2:すぐに同じところに泥しょうをぬる。
3:茶漉しを差し込む。
4:ボディの内側の茶漉しとの接着境界部分を、水を絞った筆で整える。
5:外側も同じように、筆で整える。
この1~5の工程が1分ぐらいでスムーズに進めば、 キレイに接着することができます☆
1分というのを活字であらわすと、かなり短いような 感覚がありますが、実際にはあせらず進めば十分余裕という時間です☆
要は、接着剤の泥しょうが乾く前に、 作業を終えればいいということなんですが、 もともと、通常の練り土と同じぐらいしか水分が入っていない 状態で液体のため、通常の土のドベに比べるとかなり早く乾くため、 できるだけ手早く進めたいということになるわけです(^^)

少しなじませて、余分な部分を切り取り、 最後にもう一度、水を絞った筆で接着部分を整えたら…

次に同じ要領で口パーツを付け、 これで急須の注ぎ口の接着の完了です(^^)
写真のパースの関係で、口がかなり水平に見えますが、 実際にはもう少し上に向いています(^^)
というわけで、明日は持ち手をつけます☆
ではでは、また明日(^^)
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■ 急須を作る その7 持ち手の接着 |
さて、今日は昨日茶漉しと口をつけたボディに 持ち手を付けます☆

まずは、実際に持ち手を当て、 針であたりをつけます。 (かなり見づらくて…m(_ _ )m)

1:持ち手に水を塗り、
2:重ねて泥しょうを塗ったら、(写真の状態)
3:ボディの接着面にも水を塗り…

すぐに接着します。

後は、絞った筆ではみ出た泥しょうを拭い取り、 同時に割り線も消します。

というわけで、これで全てのパーツ接着が完了です。
このまま、ゆっくり乾燥させ蓋受けなど、 最終仕上げをして成形作業の完了です☆
ではでは、また明日(^^)
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■ 急須を作る その8 本体の仕上げ |
さて、それでは急須制作編その8です☆

昨日各パーツを接着したものを乾燥させ、 蓋受け部分や、注ぎ口を開けたりと仕上げを したものがこちらです。
これで、本体の作業は終了。
あとは、素焼きをします☆

ちなみに、以前から何回か絞った筆で整えますと 書いていますが、具体的にはこんな風にして作業しています。
写真の黄色い物は、PVAスポンジというスポンジで、 最近?少し前?から特に洗車用品でよく見かけるスポンジで、 今では、掃除用具としてもいろいろなところで見るように なりました。
とにかく吸水力が高いので筆の水分調整が簡単で、 筆を洗って、水分を吸わして、接着部分を整える… また洗って…と常に筆がキレイな状態にすることで、 整えたい部分がとてもキレイに仕上がります。
これは以前にノリタケの森に行ったときに、 見たもので、この方法で次々に 製品が仕上げられていくのを見て、 なるほどー(^^)と思い、それ以来使っているものです☆
これもかなりピンポイントではありますが、 もしよろしければ、是非お試し下さい(^^)
ではでは、明日は急須編最後、蓋の制作工程を ご紹介します☆
ではでは…(^^)
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■ 急須を作る その9(最終回) フタの工程 |
さて、今日は急須編その9、フタの工程を ご紹介したいと思います☆

写真は急須のフタの型に泥しょうを流し、 排泥して乾燥させたものです。

型を開けると、フタがこんな感じで鋳込まれています。 真ん中に細長い鋳込み口が付いていますが、 これをキレイに削って仕上げると…

こんな感じになります。
フタは半乾燥のときに鋳込み口をある程度取り、 完全乾燥させてから、最終的に仕上げます。
というわけで…
これで急須制作の全工程が終了しました☆
作品の完成と制作工程の順序が逆になりましたが、 今回も長らくお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _ )m
ちなみにこの急須の完成品は、過去記事↓
作品紹介「急須」 でご紹介していますので、興味のある方は 是非ご覧下さい(^^)
ではでは、また明日からもいろいろなことを書いていきたいと 思いますので、お時間ございましたらまた遊びに来てください(^^)
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■ 工房で窯を焚くと… |
さて、一月も終わりを向かえようとしていますが、 皆様はいかがお過ごしでしょうか?(^^)
作業のほうは、ただ今素焼き中…
工房で窯を焚くと、暖房が要らなくなるので なにやら得した気分になりますが…
おそらくきっと、窯の電気代のほうが エアコンよりもずっと大変な金額になっている と思いますので…(><)
窯の中では唯一基本料という使っていないときも 燃料費が発生し、燃費や維持費の部分では 少し割高になるような気もしますが、 コントロールのしやすさでは、ピカイチの電気窯。
そして、意図的なものを意図的に焼くことができ、 細かいコントロールができるという点は 現行の僕の制作スタンスに最もマッチした部分です(^^)
もちろん、その他の登り窯やガス、灯油なんかの ガガガッとしたものも素晴らしいと思います☆
一般的には、この思うようにならないところがおもしろい! といわれたりもしますが、 反対に、思うようになることもまたおもしろい!と思います☆
どちらがどうだと、優劣をつけることができない そんな相反する部分が平然と入り混じる、 この陶芸というものをもう少し研究してみようと思う 今日この頃でしたm(_ _ )m
明日は釉掛けします(^^) ではでは…
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■ 撥水剤を塗ったり… |
今日は朝からせっせと釉薬を掛けております☆
が…
終わらず…(><)
とにかく、窯に入れてしまえば、 ちょっと休憩時間が取れると思うので、 終わるまで、いきたいと思います!
今回の窯に入れる予定のものは、 作品数にすると、150個ぐらいなんですが、 細かくパーツに分かれているものも多いので、 パーツ数にすると、約350個ぐらいに…(><)
明日の朝までには、なんとか終えたいと思います☆

写真は、ポットのパーツに撥水剤を 塗っているところです。
たまには、手回しロクロも使います(^^)

ちなみにこのパーツはこんな風に 磁石で固定しています。
全て同じ大きさなので、一度付ければ、 後はパーツを乗せかえて、次々と塗っていきます。

こんな形も水道管の部品を磁石で固定して、 その上にパーツを置き、クルクルと塗ります☆
というわけで、もうひといき! ではでは…ガンバリマス(^^)
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■ 結局釉掛けが終わらずで… |
昨日朝までに…!と言っていた釉掛けですが、
結局終わらず…(><)
今しがた、スイッチをONしました。
約40時間寝ていない状態なので、 さすがにちょっと眠いです(><)
でも、少し予定は押してしまいましたが、 これでなんとか窯に入ったので、後は焼き上がりを 待つのみです(^^)
うまく出来てくれるといいんですが、 こればっかりは、神のみぞ知る領域…
これが一段落したら、そろそろ立体のほうに 取り掛かろうとも思っています。
もともと、立体のほうがメインで進んでいるのですが、 去年の急須展以来、ちょっと久々の感じになりました。
とりあえずは、3月の展示に向け構想を練るところから スタートしていきたいと思います☆
一応大まかにはブロックのシリーズでまたいろいろ作っていこうと 思っているのですが、どんなものが出来るかは、 まだ自分でもわかりません(^^)
少し前に色泥しょうのテストをしましたが、 少し気になるものがいくつかあったので、 まずはその辺をさらに少しテストしてみて…
など、この辺からいろいろ試して決めて行きたいと思います☆
さて、寝ていないせい?か、内容ウスウスの 記事になってしまいましたが、うまく焼けることを 祈りながら、片付けをして今日の仕事は終わりにしたいと思います(^^)
ではでは…また明日☆
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■ 気になる2色をとりあえず… |
さて、本焼きの窯はただ今300度を 少しきったぐらい…
明日の朝には中を覗けそうです。
窯は何回焚いても、 毎回早く!中が見たくて、見たくて…
楽しみすぎて、ソワソワしますね(^^)

うまく焼けていることを祈りながら、 色土のテストを…
実際にもほとんど色に差がないので、 写真では、さらにわかりにくいですね…
前回のテストで、少し気になる2色がありまして、 両方いい感じだったんですが、最後の…こうなんといいますか、 決め手にかけるというか、ピンとこないような部分が 感覚的にあって…
それで、その2色をとりあえず、混ぜてみることに…
1:9から9:1まで0.5g単位で、9通りの比率で混ぜ、 色味のテストをしてみます。
どんな色になるのかは、焼いてからのお楽しみ ということで…
ではでは、うまく焼けていますように… また明日(^^)
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■ なんとか無事に焼けました。 |
さて、先日から焚いていました本焼きの窯ですが、 なんとか、大きな失敗も無く無事に上がり、 一安心というところです(^^)
とりあえず、いくつかお待たせしているところへ 真っ先に作品を送り、残りはこれから準備して いこうと思っています☆
今回は主に前回の急須展のときの作品の追作で 少し余裕をみて数を作ったつもりでしたが、 制作途中にもいくつかご注文をいただき、 今日の早朝にできあがったばかりなんですが、 すでに品薄状態となってしまいました(><)
気にとめていただいて、使っていただけることは とても嬉しいことで本当に感謝ですm(_ _ )m
今回ご注文の皆様にはもう間もなくお届けできると 思いますので、どうぞ今しばらくお待ち下さいませ(^^)
ではでは、また明日☆
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■ アイデアを探しながら… |
今日は恒例の木曜日ということで、 市内の教室に行ってきました。
もはや、春物をつくっている方もちらほらで、 本当にあせります…(^^)
作業のほうは、明日、検品と最終仕上げをして、 それが終わり次第、3月の神戸でのグループ展に向けて、 作品を考えなければいけません。
まだ、全く決まっていないのでこれからどんなものを 作るかいろいろと決めていくわけなんですが、 展覧会のお題があるので、それをヒントに 考えていきたいと思っています。
果たして、どんなものになるのやら…(^^)
3月はもう一つ、益子でのイベントにも 参加させていただこうと思っているので、 そちらのほうも、いろいろと進めていきたいと思っています。
また、新作の方向性なんかが決まりましたら、 制作日記をご紹介させていただきたいと思いますが、 まずは、皆様にご覧いただくことができるものを、 思いつかなければ!
アイデアはどこに潜んでいるかわからないので、 頑張って見つけたいと思います☆
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■ ハマすりをして… |
今日は仕上がったものの検品と最終仕上げをしました。
最終仕上げの主な作業は、ハマすり。
ハマとは、高台の部分のことで、 この机などに直接ふれる部分をヤスリなどで磨いて、 机などに傷が付くのを出来るだけ防ごうというわけです。

で、写真がそのハマすりに使っているヤスリです。
おそらく、ご存知の方もたくさん おられるのではないかと思いますが、 商品名?は、シャイネックスのサンドシートというもので、 いわゆるスポンジみないなヤスリで、 これが結構便利なので、それをロクロにつけて (かなり原始的な付け方ですが…) シャラシャラシャラ…と擦るわけです☆
僕が作るものは、素材が磁器で比較的キメが 細かいので使いやすいのですが、粗い土などでは、 うまく、すれないかもしれませんが…(><)
磁器のハマすりにはオススメです☆ ご興味のある方は一度、お試し下さい(^^)
ではでは…
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■ 梱包作業つづく… |
さて、1月も終わりに近づき、 この2010年も12分の1が過ぎようとしています☆
本日も、次の構想を練りながら、梱包作業の続きを…
といっても、実際にはこちらで梱包をしなくても 大丈夫なケースもあり、展示数などのバランスを 誤ると、一旦箱に入れたものを出さなければいけない ようなことになる可能性もあるんです…
が…
皆様もよくよくご存知のとおり、 「やきものは割れ物」なので(^^)
とにかく割れないようにしておくのが一番です☆
その他、いろいろなメリットとデメリットを 兼ね備えながら、箱詰め作業をしているわけであります(^^)

こんな感じで包んでいるんですが…

箱が既製品なので、こんな感じで緩衝材兼高さ調整に スチロール板を使ったり、薄葉紙を詰めてみたりして、 見栄えとクッション性のバランスをとりながら、包んでいます。
また、時間ができたら紙箱作りにも挑戦してみようかと 考えていますが、とりあえず今はこの方法で☆
なにか万能な梱包方法があれば是非教えて下さい(^^)
というわけで、明日中には、なんとか終えたいと思っていますが、 予定は未定ということで…☆
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■ 既製の箱に専用の台紙を入れて… |
箱詰めの箱には、今のところ既製品を使っているんですが、 今梱包している作品は、そこに専用の台紙を入れて梱包します。
今日はその様子を少し写真に撮ってみました☆

こんな図面を使って…

厚紙をこんな感じに切り出し…

折れ線を折って立体にしたら…

箱の底にはめ込んで…

中央の穴の部分に作品をはめ込んで、 固定したら、最後に上からスチロール板で蓋をして、 箱のフタを閉じ、完了です☆
今日は、昨日に引き続き梱包作業をしましたが、 ようやく終わりに近づき、なんとか終われそうです☆
明日から2月ですね(^^)
ではでは…また明日m(_ _ )m
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