つくるシリーズ
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■ 原型を作る 急須編その3 |
今日から10月ですね… とうとう最終月に突入です(><)
それでは引き続き、原型を作る急須編その3☆ですm(_ _ )m

今回は、4辺を少しカットしたデザインにするので、 キレイに仕上げた土台とフタを、いったんロクロから外し、 土台ごと、フタを削ってもう一度ロクロに戻します。

次に、この土台とフタの上に直接急須本体の原型を 作るので、パイプで枠を立て…

石膏が崩れないぐらいに硬化したら…
(※前回と同様、流してから約3分)

急須本体用のゲージを当てて形を出し、 キレイに整えます。

本体の原型が最終硬化する前に、後で切り離す部分に 溝を入れ、切り離しやすくしておきます。
これで、ロクロを使っての急須本体とフタ作りが 終わりました。
次はそれぞれをバラしていきます(^^)
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■ 原型を作る 急須編その4 |
続きまして、急須編その4です☆

本体の原型が完全に硬化し発熱したところで、 土台から外します。

上からのぞくとこんな感じ。
本体の原型にフタがはまる窪みが ついてるのが想像できるでしょうか(^^)

あらかじめ、まだ軟らかいときに入れておいた 線にそって不要な部分を折り取ります。
ここまでくれば、後はそれぞれを整えていくだけです(^^)
その様子はまた明日m(_ _ )mではでは…
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■ 原型を作る 急須編その5 |
今日は、京都で開催中の熊本栄司さんの個展に おじゃましてきました。 ブログも同じ工芸ランキングであることもあり、 以前から画面では作品を拝見していたんですが、 今回京都にこられるということで、是非実物を 拝見させていただこうと思い、京都大丸へ…
会場ではお忙しい中、いろいろとお話させて いただき、ありがとうございました。
展覧会は、京都大丸で10月6日(火)まで 開かれています。 詳しくは、熊本さんのブログまでどうぞ(^^)
それでは、原型を作る急須編その5です。

まずは、土台にくっついているフタ部分を 少し下にノミを打って外します。

本体の上部を整えて… これで、本体とフタの原型が完成です。 本体はこれからフタの形のように4面をすこし 面取りする感じに仕上げていきます。

フタを合わせてみると、こんな感じ☆ このフタにかぶせるようにして、本体部分を 作ったので、この時点ではバッチリフィットです(^^)
というわけで、この先、口や持ち手を作っていく わけなんですが、いろいろ平行して作業しているので、 急須編はいったんここで休憩し、明日からは また別の何かをご紹介できればと思っています(^^) またよろしければお付き合いくださいm(_ _ )m
ではでは…☆
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■ 原型紹介 その1 |
さて、昨日までの急須の制作工程を一時中断して、 今日はたくさん同時進行で進んでいるうちのひとつの 原型をご紹介させていただきたいと思います☆

今回はロクロで同じようにゲージを当てて作った カップ部分と高台部分を10角形にカットします☆
写真は、そのためのラインを入れたところです(^^)

まだ、面をとっていませんが現時点で重ねると こんな感じです☆ まだ、ちょっと分かりにくいですね(^^) 逆さまになってますし…
これから、側面を10面に削っていきます☆
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■ 原型紹介 その1 の2 |
さて、昨日紹介した原型の続きです(^^) 目安の線にそって側面を10面に削っていきます。

まずは荒削りを… この時点である程度のラインなどを出しておいて、 最後に耐水ペーパーで仕上げます。
耐水ペーパーは、400番→800番→2000番と 順番に細かくして磨きます☆
実際には2000番を使う必要はあまりないんですが、 ここまできたら最後は2000番を使いたいという 個人的願望でいつも使っています(^^)

同じようにして、高台部分も削って仕上げます☆

出来上がった原型を重ねてみると、こんな感じ。

昨日は逆さまだったので、今日は本来の姿?も撮りました(^^)
これで、この形は完成です。この後他のものと タイミングを合わせて、外型を取っていきます☆
というわけで、今日はこの辺で…また明日(^^)
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■ 原型紹介 その2 |
最近は次回展急接近!で原型ばっかり作っているので、 原型ばっかりの紹介になってしまっていますが、 今月中には、ここ最近で作っているものが、 全て形になって上がる予定(というか上げなければ…(><))なので…
ブログでは完成品は、展覧会終了後にご紹介させて いただきますが、それまでどうぞ今しばらく、お付き合い願えればと 思いますm(_ _ )m
というわけで、今日はまた別の原型を…

今日はこんな形です…
ロクロで作ったものの4面を面取りするため、 ガイドの線を入れます。

その線にそって、削り出し…

耐水ペーパーで仕上げれば、出来上がり(^^)
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■ 原型制作 ポットのフタ編 その1 |
さて、作業はまだまだエンドレスに続いていますが、 今日からは、ポットのフタの原型作りをご紹介します☆
大きくは、他の原型作りと変わりませんが…(^^)
ではでは…

まずは、ロクロにPPシートで作ったガイドを貼ります。 この上に石膏を直接流して土台を作ることで、 後から取り外してもまた同じ場所に戻すことができます。
また、作業中に作った土台が動いてしまうのを 防止する役目もあり、結構重要なポイントです(^^)

そこに枠を置いて土で止めたら…

石膏を流して…

形が崩れなくなったギリギリで、枠を外し… (今回は流し込んでから、約4分後)

ゲージを当てて、フタを作るための台の完成です(^^)
ではでは、続きはまた明日m(_ _ )m
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■ 原型制作 ポットのフタ編 その2 |
原型作りポットのフタ編その2です(^^)

ゲージを当てた土台を耐水ペーパーで 磨いて仕上げ少し乾燥させます。

ちなみに、次に当てるゲージはこんな感じ。 この隙間がポットのフタになります☆

少し乾燥させた土台にカリ石鹸を塗って、 ロクロにセットし…

PPシートで枠を作ります。
土台の側面を垂直に立ててあるのは、 このシートを直接巻くことができるようにです。

石膏を流して…

ゲージを当て、完全に硬化したらペーパーで仕上げます。
これで、フタ作りは完了!(^^)
できあがりは、明日ご紹介させていただきます☆
ではでは…m(_ _ )m
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■ 原型制作 ポットのフタ編 その3 |
さて、原型作りポットのフタ編、原型の完成です。

フタの原型を土台から外したところです。
フタの向きとしては、裏返しになった状態です☆

そして、こちらが本来の向き☆ まるっこい感じになっています。
というわけで、これで完成です(^^)
明日からはまた違った何かを ご紹介させていただきます(^^)
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■ ポット02型 フタの原型を作る |
いよいよ制作も本当に忙しくなってきました…。
今日は、ポット02型のフタを…(^^) ポット02という名前は、とりあえずの通し番号みたいな もので、最終的には作品名をつけます☆
ただ、最終的にポット02という名前になる 可能性も…アリ…ですm(_ _ )m
というわけで、工程的にはポット01と同じなので、 写真多くなってしまいますが、一気にいきます☆

土台を作ったら…

枠を置いて… (今回は簡易的にテープで固定しました)

石膏を流し…

ゲージを当てたら、硬化後磨いて…

でき!

あがり!(^^)
ポットのフタだけをどアップで見ることって あんまりないかもしれませんが、この下に どんな本体がくるのか…(^^)
こちらは、ご紹介できるか分かりませんが(><) 完成をどうぞお楽しみに☆
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■ 宝瓶 本体の原型を作る |
今日は、宝瓶の本体の原型を…(^^)
それでは、テンポよく(^^)一気にまいります☆

土台を作ったら…

石膏を流して…

ゲージを当てて、磨いたら…

ポン!まず一つ目☆

つづいて、土台をそのままに、 丸みの違うバージョンを作ったら、 磨いて、磨いて…(^^)

ポン!!
というわけで、本体を丸みの違いで、 大小二つ作ってみました☆
ではでは…また明日(^^)
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■ ポット01 本体の原型を作る |
さて、またまた原型を…(^^)
今日は、ポット01の本体です。
このポット01というのは、例によってあだ名なので、 本名は展覧会で…☆
そして原型作りの工程も、例よって同じなので、 スッキリ省略バージョンで御送りしますm(_ _ )m
もし、気になる方は過去記事をご参照ください(^^)
というわけで…

土台から…

今回はこんな形です☆
以前にご紹介したポット01のフタの 下本体部分ということになります。
この本体だけだと、よく見かける形ですが、 今回はこれの下に高台パーツが付くので、 シルエットはもうちょっと変化する予定です☆
まあそれが、良いのか悪いのかは…(^^)
現時点で、僕はかっこいいと思っているんですが、 まだ原型だけで、ものができてないので、 その辺は、僕自身も楽しみにしているところです(^^)
さて、この先どうなることやら…
ではでは、また明日☆
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■ 今回の原型をまとめていきます |
さて、今回の展覧会に向けての原型を これまでたくさんご紹介してきましたが、 ひとつひとつだと、代わり映えもしないうえに、 展覧会が終わってしまいそうなので(^^)
写真に写っているものが全てではないんですが、 そのほとんどをここで一気に…m(_ _ )m

この原型がペアになったり、ひっくり返ってお皿になったり しながら、器になっていく予定です☆
一体どれとどれがペアなのか…現状では僕自身も パッと見て分からない状況で…(^^)
それほどに、今回時間がギリギリです(><)
これから整理しながら、制作を進めていきたいと 思います。
ではでは、また明日(^^)
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■ ダンボールで外枠作り パート1 |
さて、まだいくつか作らなければいけない原型が 残っていますが、平行して使用型を取っていきます☆
で…

今日はこの写真のような外枠を作るための、 このダンボール部分を作ります。
もうすでにいくつかあるんですが、型を作るだびに それに合わせて作っていたので、大きさもまちまちで…(><)
なので、今回万能に使えるように「一式」作ってしまいたいと 思います(^^)
というわけで、その制作工程を…

ますは、カッターマット代わりの捨てダンボールを付けます。

そこに、カットしたダンボールをテープで固定します。 ダンボールは新品でなくてもかまいませんが、 折り目や凹みのないものが、後々何かと便利です☆

このパーツは2個で1個なので、さらに上からもう一枚固定します。 2枚同時に止めると、後で困るので、一枚づつ付けたら…

セット完了です(^^)
もったいぶるわけではありませんが、 時間と画像の数の関係で続きは明日に…m(_ _ )m
ではでは…また明日(^^)
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■ ダンボールで外枠作り パート2 |
それでは、続きです☆

セットしたダンボールに2cm幅で同心円を書きます。

ロクロを回しながら、線にそってカッターで切っていきます。 このとき、しっかりと下まで突き抜けて、もう一枚下に敷いてある ダンボールに切込みが入るようにします。
こうすることで、全く同じ大きさの円をくり抜くことができます☆ (2枚重ねて切っているのであたりまえですね(^^))

一枚目を外すと、切込みが写っているので、 それにそって、2枚目も切り取ります。
この作業を、1cmずつ直径をかえて、 4回繰り返し…
…

これで、直径5.5cmから直径23.5cmまで 1cm刻みのダンボールパーツの完成です(^^)

なんとなく、反対向きも撮ってみました☆ (意味はないです(^^))
ご存知の方もおられるかもしれませんが、 このダンボールは、「QVC」のものでした☆ ちなみに、この情報も意味はないです(^^)
というわけで、明日からはまた「急須編」の続きを ご紹介させていただきたいと思います(^^)
ではでは…
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■ 原型を作る 急須編その6 |
さて、今日からはまた急須編の続きを ご紹介させていただきたいと思います☆

まずは、前回のおさらいから(^^) 写真のように、急須本体とフタの原型が出来上がったところで、 終わっていましたので、今日からはそのつづきです☆
今の段階では、本体が球体をしているのですが、 この側面を削ってフタのような4辺が面取りされているような 形へかえていきます。

まずは、上面と底面の図面をプリントし、 クリアファイルに貼って…

カットします☆
こうすることで、型紙が一気に使いやすくなるので、 タタラなんかのときにも簡易版として是非どうぞ(^^)

で、それを本体に合わせて…

写します☆
写真では分かりにくいかもしれませんが、 本体のフタがはまるキーの部分と少し回転させた デザインにしました(^^)
この辺の変則的な動きが比較的簡単にできるのも 石膏型を使った技法の特徴のひとつでもありますね(^^)
というわけで、明日はこれを削ります。
ではでは…(^^)
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■ 原型を作る 急須編その7 |
それでは、続きです(^^)
昨日型紙で入れた線にそって側面を削りだしていきます☆

写真は、大まかに削り終わったところです。
今までの作業工程は、図面をつかったり、 ゲージを使ったりと比較的基準にするものが明確にあり、 どちらかというと幾何学的に進んできたわけなんですが、 ここかからの側面を削る作業は、手と目の感覚と、 頭の中でイメージしている形を頼りにアナログに進んでいきます(^^)
一応、ガイドのラインがあるので、全くヒントなしで 進むわけではありませんが、最後は自分の感覚で 形を決めます☆

最後は、耐水ペーパーで仕上げて…
これで、本体の原型の完成です!
さて、やっとこさ急須の中の一つのパーツが 出来上がりました。
しかも、これから作る口や手に比べると、 この本体は簡単な形をしているので、 まだまだ、先は長そうです…(><)
それでは、また引き続き明日からも急須編を 御送りしますので、どうぞお楽しみに…(^^)
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■ 口・手編 その1 (急須原型) |
さて、昨日までで急須の本体が完成したわけなんですが、 急須というものには、まだまだパーツがいっぱいです…
というわけで、今日からは急須の口と持ち手の 原型作りをご紹介させていただきたいと思います☆

まずは、図面です。 それぞれのパーツを上、横、縦から見た断面の形です。
プリントしたものを、クリアファイルに貼って…

切り取ります☆

そして、これがパーツを作っていくための 石膏の塊です。
本体の曲面に精密に合うように、 本体そのものの周りに石膏を流して作ったものです。
小さなパーツを作るのに一体どれほどの石膏を 使うんだと思われるかもしれませんが、 今回はとにかく時間がないので、必殺技的技法です(^^)
本当なら、本体の口を付けたい部分を囲って、 土などで壁を作り、石膏を流して…基準面を出して、 切り出してと… 石膏の量は節約できますが、結構な労力がかかります。
それが、この方法だと5分もあれば石膏が流せます。 後は硬化後に取り出すだけ(^^)
そして、この方法には時間短縮のほかにも 合理的なところもたくさんあって、基準面が出るこや、 本体が円形の場合は、一周分素材があるので、 手や口をいくつも作ることができ、万が一失敗したときや、 違うデザインの口や手を付けたいときなどにも、 とっても便利です☆
というわけで、いろいろとややこしい説明が ついてしまいましたが…(><)

基準面に、基準線を引き、そこに上からの断面図を 置いて写します。
そんなこんなで、今日はここまで… 明日からは、まず口を作っていきたいと思います(^^)
ではでは…
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■ 口・手編 その2 (急須原型) |
それでは、急須原型 口・手編 のつづきです☆

まずは、塊から必要な部分に少し余裕をみて ノコギリでカットします☆
石膏が乾いていると簡単に切れるので、 まず乾燥させておくと何かと作業が楽です(^^)

基準面(今回は図面を写した面)にそって、 側面を垂直に削っていきます。
面がでたら、垂線を引き…

それにそって、両サイドも垂直に削ります。

4面の基準面ができたところで、 側面に横からの断面図を写します。

反対側も同じように写して…

本体に接する部分にも断面図を写します。
今回は口の接合部分も円形の4辺をカットした形に…
今回は全ての部分をこのデザインで統一します☆
これで、図面を写すところまでが終わりました。 次は、この線を基準に削って形を出していきます。
ではでは、また明日(^^)
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■ 口・手編 その3 (急須原型) |
さて、続きまして急須原型 口・手編 その3です(^^)

まずは、図面の線より少し余裕をみながら、 ノコギリで大まかな形に切ります。

次に口の下のラインを出します。
図面から写した形は真横からの断面図で、 口の形の最も太い部分の線が写した線になるので、 基準面に対して直角に落とします。
なかなか、文章で説明するのは難しいところなんですが、 立体物を削りだす基本みたいなところです(^^)

同じ感じで口の側面を削り…

次に本体に付く部分を削ります。
これで、前回写した線に沿って、 4面が削れました☆
この次は、口の先など整えて口パーツの完成です(^^)
口部分はこれからちょっとだけ、変身します…
その様子はまた明日☆ それでは、お楽しみにm(_ _ )m(^^)
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■ 口・手編 その4 (急須原型) |
さて、それでは続きです☆
昨日ちょっとだけ変身しますと書きましたが…

側面を面取りした状態の口の原型の先に、 45度回転させて線を書きます。
要するに螺旋状にしたいということで…
少し変身と書きましたが、ちょっと大袈裟でしたでしょうかね(^^)

後は最終的な形を頭の中でイメージしながら、 少しずつ進めていきます。
ちょっとだけ回転しているように見えますか?(^^)

これでおよそのラインが決まりました☆

最後に耐水ペーパーで全体をツルツルにして…
口パーツの完成です(^^)
というわけで、明日からは持ち手の制作工程を ご紹介させていただきます。
ではでは…☆
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■ 口・手編 その5 (急須原型) |
急須原型 口・手編その5ということで…
今日からは持ち手のほうをご紹介します☆
基本的なところは「口パーツ」と変わりませんので、 サラッといきたいと思います(^^)

まずは同じように塊に図面を写し、 ノコギリでカットします。

図面を書いた面を基準面に回りの面を 垂直に整えたら…

横からの断面図を両サイドに写して…

大まかにノコギリでカットしたら…

写したラインに沿って、削ります。
これで、持ち手の下の面が完成です。
次は横面を出して、また少し変形させます☆
その様子はまた明日(^^)ではでは…
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■ 口・手編 その6 (急須原型) |
さて、それでは急須原型持ち手編のつづきです☆

昨日までに下部分までのラインを出しましたので、 次は左右の側面を整えていきます。
余裕をもって、ノコギリでカットしたら…

ラインにそって、垂直に削ります。

削りだした側面に型紙をあて、上面を削ります。
この辺からなんとなく、持ち手のように見えてきたでしょうか(^^)

続いて本体に付く方と反対側のはしに、 口パーツのときと同じように45度回転するように 型紙のラインを写します。

これを、バランスを見ながら少しずつ削って…

最後に耐水ペーパーで仕上げて出来上がりです(^^)
ということで…
やっと、本体、口、手、フタと急須のパーツの原型が 出来上がりました☆
といっても、まだ原型が出来上がっただけで、 完成までの道のりは、まだまだはるか先です(><)
次回からは、この各原型の外型作りに移ります。 ご興味がございましたら、また是非お付き合いください(^^)
ではでは…
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■ 使用型編 その1 (急須原型) |
さて、急須の原型各パーツが完成したので、 今日からはその原型の周りに石膏を流し、 実際に鋳込み作業で使用する使用型を 作っていきたいと思います☆
ここでひとつお詫びが…(><)
今日の写真の原型は急須本体のものではなく、 湯飲みの本体原型なんですが、工程や手順は 同じですので、どうぞご了承くださいm(_ _ )m
たくさん同時進行していて、急須の写真が…(><)
また明日から急須の本体原型に戻りますので…

というわけで… 今回は左右と上部の3面型にするので、その1面目。
こんな風に、原型を下向きに置き、 PPシートで境界面を立てます。
このPPシートの部分は通常、土で作ることも多いんですが、 今回は原型の正確な断面図があるので、それを使って作ります。
これで、とっても簡単にキレイな割り面を作ることができ、 作業もスムーズです(^^)
断面図が複雑な場合や、割り面が曲面になっているときなどは、 土を使って割り面を作ったほうが楽なので、そのときどきで、 より効率的な方法を…というわけで…(^^)

裏側はこんな感じです。 舞台裏みたいに見えるのは僕だけでしょうか…(^^)
PPシートはベニヤ板で補強して、土で原型に固定します。

周りに枠を立てます。
このときにPPシートを折り曲げた部分を 外枠にテープでしっかり固定して、流した石膏の重みで 境界面が動いてしまわないようにします☆

石膏を流します。

流し込んだ石膏が発熱したら、枠を外し…

続いて境界面のPPシートを外します。
これで、一面目の出来上がりです☆
明日は、二面目を取ります☆ではでは…(^^)
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■ 使用型編 その2 (急須原型) |
さて、それでは続きです(^^)
また、写真が急須本体の原型に戻っています…☆

3面型の1面目が取れたところで、 一度、石膏原型を外し、ツメを彫ります。
この時点で割り面に気になるところがあれば、 修正しておきます。
ただし、泥しょうを流す部分は今の段階でさわると 密度が変わって、吸水にムラがでるため、 この部分はもし修正箇所があれば、石膏が完全に 乾燥してからやさしく修正してください☆

次に原型を戻します。
このとき、後から流した石膏が少し膨張しているため、 かなりわずかではありますが、隙間があいています。
このままの状態で、カリ石鹸を塗ると、 この隙間にカリ石鹸が入り込み、皮膜ができてしまうので…

うすめた泥しょうを隙間に流し込み…

ふき取って、隙間を埋めます。
ここまで、準備ができたら…

カリ石鹸を塗って、ふき取って…を3回繰り返します。 複数を同時進行しているので、別の型も一緒に写っています(^^) ちなみに、急須の原型は一番右上です☆
というわけで、明日は2面目を取ります☆
ではでは…また明日m(_ _ )m
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■ 使用型編 その3 (急須原型) |
それでは、使用型編その3です(^^)
今日は、3面型の2面目を取ります。
この複数面の使用型というのは、1面目が一番大変で、 後になるにつれて、前に取った面が壁になっていくので、 どんどん簡単になっていきます☆
というわけで…(^^)

一面目と同じ枠で囲ったら…

石膏を流し…

発熱したら、外します☆
こんな感じでなかなかにあっさりと2面目終了です(^^)
明日は3面目…明日で本体の使用型が完成です☆
ではでは…
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■ 使用型編 その4 (急須原型) |
さて、それではその4です☆
今日で本体の使用型が完成です(^^)

まずは、1面目と2面目をテープで固定し、 底面の水平を出します。
この面の水平がキレイに出ていると、何かと 便利なので、少しシビアに削ります。

水平面が出たら、ツメを彫り、 原型を戻して、石鹸止めをして…

カリ石鹸を塗り…

周りを囲って…

石膏を流し、発熱したら枠を外します。
今回は、原型から厚みが3cmになるように 枠を立て、少し固まった時点で枠をなぞるようにこちらも 水平面を出します☆

というわけで…
これで、急須本体の使用型の完成です☆
現時点では鋳込み口がありませんが、 型が完全に乾燥してから3面目に開けます。
明日からは、口と手の使用型作りをご紹介させていただきたい と思いますので、またよろしければご覧下さい(^^)
ではでは…
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■ 展覧会のお知らせ と 使用型編 その5 (口・手パーツ) |
それでは、使用型作り口・手編なんですが、 その前に次回展のDMが届きましたので、 お知らせさせていただきます(^^)
 (画像はクリックで拡大します)
「急須百選展2009」
会期:2009年11月5日~11月11日 会場:丸善・名古屋栄店4階ギャラリー(最終日は16時まで)
お時間よろしければ、是非御高覧いただければ幸いです。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。
それでは、作業工程の紹介の続きです☆ まずは、口パーツから…
こちらも本体同様に3面の割り型にします。
ではその1面目から…

まずは、パーツ原型にカリ石鹸を塗ります。

今回の原型は平面での分割ができないので、 割り線にそって、土を使って仕切りを作っていきます。
通常なら石膏を流す面のみを残し、 その他の部分は土で全部埋めてしまうんですが、 今回は必殺技を使いますので、土での壁作りはこれで完了です☆

そして、枠で囲んだら…

今作った仕切りもろとも、全部が埋まるように 石膏を流します。

硬化後、逆さまにするとこんな感じ。 全部が石膏で埋まっています。

1面目に使用する部分以外のところをカットして、 中に埋まっている土を取り出します。

全部キレイに取り除くとこんな感じです。
原型の割り線部分だけが確保されている状態 がわかりますでしょうか…(^^)

後は原型をいったん外して…

割り面を整えツメを彫ったら、一面目の完成です☆
内容がかなり専門的なところにハマっていきましたが、 大丈夫だったでしょうか?(^^)
今回の必殺技でピン!と来た方は、もうそうとうな型マニアですよ(^^)
というわけで、明日は2面目を取りたいと思います(^^)
ではでは…
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■ 使用型編 その6 (口・手パーツ) |
それでは続きです(^^)
昨日までに口パーツ3面型の1面目を取ったので、 今日は残りの2面目と3面目をとってこのパーツの 使用型の完成です☆

まずは、石鹸止めをしてカリ石鹸を塗ります。

周りを枠で囲って石膏を流し…

石膏が発熱したら全てを外します。

もう一度、原型と型を組み立てて、 上部に枠を立て、石膏を流します☆

というわけで、これで口パーツの使用型の完成です(^^)
鋳込み口は、また型が乾燥してから3面目にあけます。
明日からは、取っ手の使用型作りをアップしたいと思います。 また、お時間ありましたらどうぞお付き合いください(^^)
ではでは…
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■ 使用型編 その7 (口・手パーツ) |
さて、それでは今日から作業は持ち手パーツの 使用型作りへと進んでいきます(^^)

口パーツのときと同様に、1面目の割り線のみを 意識して、原型の周りに土を立てます。
そして、口パーツのときと違う点が、上部の四角い面、 この部分は液体の表面張力を利用して割り面を作ります。

原型の周りに土がセットできたら、周りを囲って 上部の四角い面ギリギリまで、石膏を流します。

液体の表面張力で、割り面が自然に作られます。
コップにいっぱいまで水を入れて、一滴…もう一滴みたいなこと したことありますか?そんな感じです(^^)
でも、実際には水と違って石膏には液に粘りがあるため そこまで、シビヤな感じではありません☆
逆に石膏の種類にもよりますが、流し込む時点でシャバシャバの ときは攪拌が足りていない可能性があるので、注意です☆

硬化したら、口バーツと同様に一部を割って開き…

一旦全部を取り出して…

整えたら、一面目の完成です☆
この方法を使うと、立体的な割り面も簡単に出すことが できます。
ただ、型自体が大きくなると無駄になる石膏もたくさん 出るので、その辺は、エコやらマネーやらとの兼ね合いで 調節してください(^^)
今回はとにかくタイムイズマネー!ということで…(^^)
明日は残りの面を取りたいと思います☆
ではでは…(^^)
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