TANAKA Masafumi
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■ ブロックパーツの型取り その1


本日より少しずつではありますが、
僕の立体作品のブロックパーツの型取りを
ご紹介させていただきますm(_ _)m

今回もなかなかマニアックな内容になりますが、
もしお時間ございましたら、お付き合いください(^^)

というわけで…

ブロックのパーツ「1個」の型は、
2面型という2つの石膏型を組み合わせることで、
完成しますが、まずはその1面目。



DSC_0360-1.jpg

はじめの工程は、アクリルケースの組み立てです。

昔々は、スチレンボードとベニヤ板で囲いを作っていたんですが、
型の数が多いのと、ちょっとだけ大人になったので、
今は専用のアクリルケースを使っています。



DSC_0363-1.jpg

このケースを養生テープを使って組み立てます。

ちなみに、この「養生テープ」いろいろなメーカーから、
発売されてますが、「寺岡製作所のPカットテープ」という製品が、
いろいろな場面で使用感バツグンでおすすめです(^^)



DSC_0364-1.jpg

同じ物を3個作って、新聞紙の上に並べたら、準備完了!

というわけで、明日はここにブロックの原形をセットし、
1面目の石膏を流しますm(_ _)m

どうぞお楽しみに??(^^)





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■ ブロックパーツの型取り その2
それでは、昨日に続き、ブロックパーツの型取りその2です。


DSC_0367-1.jpg

Pカットテープで組み立てたアクリルケースに、
ブロックの原形をセットし、1面目の石膏を流します。

このブロックの1ピースは、シリコン製なんですが、
昔々のはじめのはじめは、石膏でブロックの原形を作って、
型を取ろうと作業を進め…

なんと約半年間、失敗に失敗を重ね…

もうダメだ…とあきらめかけたところに、
たどり着いたところが、フィギュアの世界でした。

自らの頭の中の狭さに落胆しつつも、
陶芸界よりも何倍も進んだ型取りの技術を、
調べて調べて…試行錯誤を重ね完成したのが、
このシリコン製の原形でした。

これによって、飛躍的に作業が進み、
現在に近い形でブロックのパーツを生み出すことが、
可能になりましたm(_ _)m

はじめは、たった8個の型を回して、
ブロックを作っていたのが、現在は60個…

そう考えると進歩したなぁ…と(^^)


DSC_0367-2.jpg

話がそれてしまいましたが、ここに必要量を
計算した石膏を流し込み…



DSC_0368-1.jpg

石膏表面の水分が引いたぐらいのタイミングで、
上面を平らにならします。

このまま、約20分硬化するのを待ち、
ケースをバラして、原形を外します。

明日は、実際に石膏を流し込んでいる様子を、
動画でご紹介させていただきたいと思いますので、
お時間ございましたらご覧ください(^^)

ではでは、また明日m(_ _)m







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■ ブロックパーツの型取り その3
ブロックパーツの型取り、その3です。

今日は昨日ご紹介した、原形をセットした
アクリルケースに石膏を流していく様子を動画で
ご紹介させていただきます(^^)

約2分間の映像ですが、もしよろしければご覧下さいm(_ _)m

攪拌した石膏を順番に流していきますが、
今回の原形ブロックは突起部分の周りに
気泡ができやすいため、半分流したところで、
一旦止めて、筆を使って突起部分の周りの
空気をよけてから、残りの半分を流します。

こうすることで、石膏表面に気泡のない
キレイな鋳込み面が出来上がります。

この後少し時間をおき、上面を平らにならしますが、
その様子もついでに撮影したので…(^^)

また明日ご紹介させていただきます(^^)
よろしければご覧いただければと思います。








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■ ブロックパーツの型取り その4
ブロックパーツの型取り、その4ですm(_ _)m

昨日ご紹介した動画で、アクリルケースに
流した石膏の上面を平らにします。

石膏は、水と攪拌して流し込みますが、
攪拌して流し込んだ後、石膏表面の水気が、
徐々に引き少しずつ硬化していきます。

この表面の水が、石膏を流し込んでから5分以内に
引くと、十分に攪拌ができているという目安になります。

今回の動画の上面を平らにならす作業も、
このタイミングで行います。

早すぎるとベチャベチャと垂れたりして、
遅すぎると硬化が進み、作業ができなくなります。

また硬化が進んだ後に、石膏に必要以上に圧力をかけると、
石膏の密度が変化し、吸水にムラが出るなどの、
物理的なトラブルの原因になります。

技術的には、なんの難しさもない工程ですが、
タイミングだけはポイントです(^^)









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■ ブロックパーツの型取り その5

ブロックパーツの型取りその5ですm(_ _)m


DSC_0371-1.jpg

上面を平らにならした1面目の型が硬化したら、
アクリルケースをバラします。



DSC_0374-1.jpg

石膏は硬化するときに発熱しますが、
この発熱がはじまったときが、離型のチャンスです。



DSC_0376-1.jpg

裏返してみるとこんな感じになっています。



DSC_0378-1.jpg

ここまできたら、ブロックの原形を取り出して…


ブロックの型、1面目の型取りの工程終了です。

これを、どんどん繰り返して…



DSC_0390-1.jpg

まずは、1面目ばっかりをいっぱい作ります。


次回は、割り線を整える工程をご紹介させていただきます(^^)
ではでは…m(_ _)m





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■ ブロックパーツの型取り その6
それでは、ブロックパーツの型取りその6ですm(_ _)m


DSC_0398-1.jpg

シリコンの原形を使って、取った1面目に
もう一度原形をセットして、割り線を整えていきます。


割り線とは、1つの形を複数面に割って型を取る場合の、
面と面の境界線のことで、この部分がキレイに仕上がっていると、
実際の土を型から抜いたときに、バリが出ず仕上げの作業が
ズムーズに進みます。



DSC_0400-1.jpg

今回は原形をセットしたまま、耐水ペーパーを使って、
割り線を整えていきますが、原形がシリコンでできているため、
石膏との境目の部分をダイレクトに耐水ペーパー(1500番)で磨くと、
シリコンは削れずに、石膏だけが削れて、キレイな割り面を
出すことができます。



DSC_0404-1.jpg

割り線を出す作業が終わったら、次はカリ石鹸を塗る工程に
進みますが、その前に丸1日乾燥室で少し水分を乾燥させます。



DSC_0408-1.jpg


キレイに整列してるとちょっとテンションが上がりますが、
同時にこの数の多さにちょっとテンションが下がって…

プラスマイナス0です…(^^)坦々と作業を進めていきますm(_ _)m

では続きはまた次回(^^)






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■ ブロックパーツの型取り その7


ブロックパーツの型取りその7ですm(_ _)m


DSC_0410-1.jpg

割り線を整えて約24時間乾燥させた1面目に、
カリ石鹸を塗っていきいます。



DSC_0410-2.jpg

今回は次に流し込む2面目の石膏が触れる割り面にだけ、
筆を使ってカリ石鹸を塗っていきます。

このとき実際に土を流し込む部分には、
カリ石鹸が付いてしまわないようにします。

石膏に対するカリ石鹸は、撥水剤の役割をするので、
吸水が必要な部分についてしまうと、撥水してしまい、
鋳込みの作業でのトラブルの原因になります。



DSC_0415-1.jpg

その後、塗ったカリ石鹸を固く絞ったスポンジで
丁寧に拭き取って…

という工程を3回繰り返します。



DSC_0418-1.jpg

そうすると、割り面に撥水性がうまれ、
水を玉のように弾くようになります。


ここまできたら、準備OK!!
2面目へと進んできます。



-------------------------------------------------

詳しいカリ石鹸の塗り方は、こちらの過去記事を
ご覧下さい(^^)
(ここでは全体に塗っていますが、今回は1部分のみです)

http://masafumi8.blog112.fc2.com/blog-entry-998.html








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■ ブロックパーツの型取り その8
ようやく2面目に突入です…m(_ _)m



DSC_0425-1.jpg

1面目と同じようにアクリルケースを組み立て…



DSC_0427-1.jpg

同じ作業を3個一緒に進めていきます。



DSC_0430-1.jpg

その中に、原形をセットした1面目を置きます。



DSC_0437-1.jpg

ここに同じように石膏を流し込み…



DSC_0437-2.jpg

上面を平らにならします。



今回、2面目だけで必要な石膏は約110kg…

在庫ギリでした…





全然関係ないですが、FM802で流れるジンオートっていう
レンタカー屋さんのCMがおもろい…

かつみさゆりのさゆりさんが、
だんだんハイテンションになっていき、最後に…

「わわわーんナンバーのレンタカーが!ぼよよ~ん価格ぅ!!」

って…結局ほとんどなにも情報が無い(^^)








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■ ブロックパーツの型取り その9
いつもお付き合い頂きましてありがとうございます!!

ブロックパーツの型取りその9ですm(_ _)m



DSC_0441-1.jpg

2面目に流した石膏が硬化したら、アクリルケースをバラし…



DSC_0445-1.jpg

1面目と2面目をバラして…



DSC_0446-1.jpg

原形を取り出します。

原形がシリコンゴムなので、とてもスムーズに
作業が進みます(^^)

これが弾力の無いものだと、こうはいきません…
(経験済みm(_ _)m)



DSC_0446-2.jpg

ここまできたら、一度型を乾燥させます。

数が多くて全部一気に乾燥できず、
とりあえず半分ずつ…(^^)


というわけで、ここまでで、石膏を流し込む作業は終了です。

次は、面取りの工程に進みます。





DSC_0446-3.jpg

たくさんあった石膏が…



DSC_0467-1.jpg

たくさんのブロックの型に変わり…



DSC_0472-1.jpg

ギリギリセーフ!m(_ _)m







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■ ブロックパーツの型取り その10
つづきまして、ブロックパーツの型取りその10ですm(_ _)m


DSC_0487-1.jpg

乾燥室の中で、およそ丸2日乾燥させた型の
面取りをしていきます。



DSC_0489-1.jpg

角張った角を石膏カンナで削り…



DSC_0494-1.jpg

全ての辺の角を落とします。

こうすることで型が扱いやすさと、角が欠けたり、
また石膏の破片が土の中に混ざってしまったりといった
トラブルを防ぐことにつながります。



DSC_0496-1.jpg

続いて、合わせ面の外側の角も…



DSC_0502-1.jpg

少し落とします。



DSC_0502-2.jpg

1面目の合わせ面の角も同じように少し落として…



DSC_0510-1.jpg

これで、面取り作業の終了ですm(_ _)m


次は鋳込み口をあける工程に進みます(^^)






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■ ブロックパーツの型取り その11
あともう少しで完成です(^^)
いつもご覧いただきありがとうございますm(_ _)m

ブロックパーツの型取りその11ですm(_ _)m

面取りをした後の型に「鋳込み口」をあけていきます。

鋳込み口とは、泥粧(液体の粘土)を流し込むための穴の
ことで、どこかに1つあけないといけません。

作るものの都合に合わせて位置を決めてあけていきます。

石膏を流し込むときに、土などで鋳込み口を作っておく
場合も多いですが、今回は後からドリルを使ってあけていきます。



DSC_0511-1.jpg

ボール盤で基準になる穴をあけ…



DSC_0517-1.jpg

その穴をつなぎ合わせるように一列にあけていきます。



DSC_0517-2.jpg

石膏がしっかり乾燥していると、とても簡単に
穴をあけることができます。


水分が多く残っていると、削りカスがドリルの刃に
詰まって排出されず、トラブルの原因になりますので、
乾燥具合を確かめて作業を進めていきます。

次は、このイモムシみたいになった穴を
整える工程をご紹介しますm(_ _)m

ではでは…(^^)




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■ ブロックパーツの型取り その12

それでは、ブロックパーツの型取りその12ですm(_ _)m

1面目にドリルを使って鋳込み口の穴をあけましたが、
このままだと口が狭く使いにくいので、
泥粧を流し込みやすくするために、削って整えていきます。



DSC_0533-1.jpg

そこで、使う道具が石膏削りの王様アラカンツールなんですが、
今回は穴が平べったい形でカンナが入らないので…



DSC_0519-1.jpg

刃の部分だけを取り外し…



DSC_0520-1.jpg

そこに、刃がグニャグニャ曲がらないように、
ピッタリとはまる、ベニヤ板を用意して…



DSC_0527-1.jpg

刃の突起にはめ込んだら…



これで、準備OK!!



狭いところや、細いところも簡単に削ることができます。


ただし、刃の裏側に空間が少ないので、石膏が湿っていると、
削りカスが詰まりやすいので、石膏を乾かしてから使います。



後はひたすら、削って削って…

その様子はまた明日…ではでは(^^)m(_ _)m





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■ ブロックパーツの型取り その13
それでは、ブロックパーツの型取りその13ですm(_ _)m

ブロックの型の1面目にドリルであけた穴を、
鋳込み口の形に整えていきます。



DSC_0531-1.jpg

まずは、PPシートで作った目安のガイドをあてて、
鉛筆でしるしを入れます。



DSC_0533-1.jpg

この鉛筆の線の内側を斜めに削り、下に向かって
細くなるように鋳込み口の形を整えます。



DSC_0536-1.jpg

昨日紹介した板を付けたアラカンの刃と、
小刀を使って、整えていきます。


ここでのポイントは、石膏の湿らし具合で、
石膏は完全に乾燥した状態と、湿った状態では、
硬さや加工のしやすやが大きく違います。


今回の場合は、ドリルでの穴あけ作業と、
アラカンの刃だけを使った削りの工程は、
石膏の削りカスが出来るだけ細かく排出されたほうが、
作業がスムーズなので、しっかりと乾燥した状態で…


また、小刀での削り込みの作業は、少ない力で
サクサク進むように、石膏をもう一度水に浸して
湿らせてから進めます。


作業工程に合わせて、石膏の状態をコントロール
することで、効率的に進めることができます。



DSC_0537-1.jpg

というわけで、およそキレイに鋳込み口が整いました。


これを1個1個整えていくのは大変だーと、
思われるかもしれませんが、慣れればこの工程は、
1個、2、3分なので、そこまでではないんですが、
ただ数がそこそこ多いので…(^^)



頑張ります(^^)続きはまた明日m(_ _)m




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■ ブロックパーツの型取り その14(最終回)
それでは、ブロックパーツの型取りその14(最終回)です。

鋳込み口を整えたあと、石膏の削りカスなどを、
一度水で洗い流し、そのときに耐水ペーパーを
使って大まかに全体をキレイに整えたら…

DSC_0561-1.jpg

DSC_0562-1.jpg

DSC_0564-1.jpg


ブロックの型…

完成です!!!!!!!!

ここに液体状の土を流し込むことによって、
ブロックのパーツを作ることが出来るというわけです(^^)

今回もまた長期、長文でご紹介させていただきましたが、
毎日お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!!

また何かありましたら、レポートさせていただきたいと
思いますので、そのときはどうぞ宜しくお願いいたします(^^)

ありがとうございました!!





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